開閉操作を容易にできるドアガイド装置およびスライドドア装置


本発明のドアガイド装置およびスライドドア装置は、スライドドアのスライド方向に対し両端に配置された第1と第2のメイン戸車に対応して、第1と第2のガイドレールが別々に設けられると共に、それぞれ長手方向の中央部を中心に傾動可能に支持されている。これにより、両ガイドレールが連動して共に開放端側が下がった開ガイド傾斜姿勢と共に閉塞端側が下がった閉ガイド傾斜姿勢に切り替わるので、スライドドアが両ガイドレールの傾斜を利用した自動開動作と自動閉動作の両方を行わせることができる。また、スライドドアに自動開動作と自動閉動作の両方を行わせるために、スライドドアをスライド可能な範囲の両端部で、他端部に向けて僅かに開操作および閉操作を行えばよく、従来の様に開操作または閉操作の何れか一方が困難になることはない。また、ガイドレールの下り傾斜した方向とは反対方向へのスライド動作を電気・バネ等の外的動力を使用しないで、ワンタッチ操作で楽に開閉操作ができる。そのために省エネ化と停電時の問題も発生しない。本発明の開口部広さは、人の出入だけを目的とせず、家庭内のクローゼットを始め、スライドドアに広く用いられる。また、オフィスビル内の事務所および出入口等のスライドドアとして用いられる場所は多岐にわたる。

ユーザー業界 活 用 ア イ デ ア
土木・建築
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開閉容易なスライドドア
  ○家庭でも容易に利用できる、ドアガイド装置およびスライドドア
  
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その他
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オフィス等でのスライドドアの活用
  ○オフィス等のビルでは出入口を始め、景観の点から広く、スライドドアを利用している
従来の引き戸をスライドドアに交換
  ○高齢者および障害者住宅等の引き戸を楽々開閉できるスライドドアに交換する
  

関連特許 なし
特許情報 ・実施段階:実施有り
・技術導入時の技術指導:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・供与条件:譲渡または許諾
market potential 開閉ドアは、外へ開閉するが、スライドドアはドアは壁に平行に開閉し、ドア幅のスペースを取らず、便利に広く使用されている。それには如何に軽く開閉できるかが問題となる。また、可動空間を取らずに容易に開口幅を広く取れる等、優位に利用でき、多くの利点がある。これらの利点を更に高めるには、如何に使用が楽で、軽くスライドドアが移動できるかである。本発明のスライドドアは、外的動力を使用しないため、従来の引き戸を本スライドドアに交換することも可能で、一般家庭でも広く利用されている。人が出入りする引き戸をはじめ、障子、襖、横引き窓、クロゼットドア等の建具に対する利用が考えられる。また、高齢者住宅、看護施設、食堂、バリアフリードアおよび多目的トイレ等の開閉ドアとして広く利用が考えられる。その他、スライド門扉、車庫扉、ビル出入口スライドドア等、建築物に付随したものとして応用および利用も考えられる。


タイトル
(ライセンス情報)
ドアガイド装置及びスライドドア装置

特許権者 有限会社衣川木工所、有限会社細田建具店、浅野木工株式会社、青島建具工業株式会社

ライセンス情報番号 L2010003472

お問い合わせ先

有限会社衣川木工所
代表取締役
衣川 正信
   

〒 479-0821
愛知県常滑市瀬木町1−200
TEL:0569-35-4832  FAX:0569-35-6763
E-mailAddress:
   kinugawa@ipc-tokai.or.jp




出願番号 特願2009-236985

公開番号 早期審査対象出願

特許番号 特許4497428

権 利 存 続 期 間 18年9ヶ月(平41.10.14)

権利化情報  出願日/平21.10.14 公開日/早期審査対象出願 登録日/平22.4.23

用語解説 
スライドドア ドアは、外へ開閉するが、スライドドアは、壁に平行に開閉する。引き戸
ドアガイド装置 ドアを摺動案内する装置のこと
建具 部屋の仕切りや外部との仕切りに用いる、開け閉めすることのできる可動性の障子、襖、窓、戸等の総称

参考情報 
・特許流通アドバイザーによる推薦
 :愛知県 寺岡 雅之
・IPC:E05F 1/04

原稿作成 
原稿作成:青山 進  有限会社青山技術士事務所 PDF