裏側にポケットティシュを収納し、ペーパーを1回分ずつ引き出せる名札ケース


本発明の名札ケースは、表側に設けられた名札の収納部と、裏側に設けられたポケットティシュの収納部を有し、ポケットティシュの収納部にはペーパーを1回分ずつ引き出せるようにスリットを設けて、ポケットティシュケースとしていることで、スリットからペーパーを1回分ずつ容易に引き出すことができる。これにより、包装フィルムが破れて中身がはみ出てくることもなく、更に1枚ずつ確実に引き出せるので、最後まで使い切ることができる。名札とポケットティシュの挿入口を別々にして収納部を二層式としたので、表面の名札側に支障なく裏側のティシュの補充ができ、底面にマチ部を設けたことによりティシュがずり上がってくることを防げる。素材として、薄い透明な再生樹脂のシート等を用いると、軽量で丈夫であり、端部を圧接や溶接等により簡単に接着することができるため、低コストで製造できる。また、布や合成皮革等の素材を用いると、耐久性に優れ、デザイン性も高くなる。更に、他の形態として、首下げタイプや、胸部に止め具等で固定するタイプ、バッグ等に取り付けるタイプ等にも適用ができる。

ユーザー業界 活 用 ア イ デ ア
生活・文化
生活・文化
教育用品
  ○学童の衛生管理教育
生活習慣改善用品
  ○学童の生活習慣の改善教育/お年寄りの衛生面・安全面の向上
障害者の利便性向上
  ○障害者の生活の利便化、衛生面の向上
介護、福祉面の利便性向上
  ○介護、福祉面への普及による利便化、衛生面の向上

関連特許 なし
特許情報 ・実施段階:実施無し
・技術導入時の技術指導:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・供与条件:許諾のみ
market potential ポケットティシュは、包装フィルムが破れ易くツルツルしていて落とし易いため、特に子供には不経済であった。そこで、日常身に付ける学童用の名札に、ポケットティシュケースを一体化させてみた。ティシュを最後まで無駄なく使い切ることができるようになれば、子供の心に「ものを粗末にしない、最後まで大切に使う」という気持ちを育むことに繋がり、紙資源の節減にも貢献できる。また、勤務先でポケットのない着衣が多いOL等にとって、ティシュを常に容易に携行できるので、食事や鼻炎症状の時等に便利である。更に、バッグの持ち手等に装着すると、お年寄りや物忘れをし易い人も、持ち忘れないように注意を喚起できるし、外出先でのトラブルの際にも、名札に住所等を記載しておけば安心である。身体に障害のある人にとっても、名札ケース1つで身支度でき、片手だけで取り出し易い利点があり、介護する側の人にも、利便性を向上する製品を提供できる。


タイトル
(ライセンス情報)
名札ケース

特許権者 猿賀 達郎

ライセンス情報番号 L2010003092

お問い合わせ先

猿賀 達郎
   

〒 030-0861
青森県青森市長島2−3−7
TEL:090-6454-8428  FAX: 
E-mailAddress:
   suntatsurous@yahoo.co.jp




出願番号 特願2008-069300

公開番号 特開2009-220873

特許番号 特許4471231

権 利 存 続 期 間 17年6ヶ月(平40.3.18)

権利化情報  出願日/平20.3.18 公開日/平21.10.1 登録日/平22.3.12

用語解説 
マチ部 一般にはバッグ等の底の厚みを指すが、本発明では、ティッシュを収納してもずり上がってこない底面の板
ミニサイズポケットティシュ 一般にサイズは、約6×9×1.5cm
学童用の名札 塩化ビニール(軟質)製、交通安全名札カード入り(緊急連絡先入り)が市販されている

参考情報 
・特許流通アドバイザーによる推薦
 :青森県 中山 信司
・IPC:B65D 83/08

原稿作成 
原稿作成:門田 洋次  日本アイアール株式会社 PDF