広域エリアで移動する移動体の位置監視において、複数の無線チャンネルを用いて情報を共有する |
従来のシステムは、無線通信チャンネルが1チャンネルであることを前提としたシステムであるため、無線データ通信容量がボトルネックとなり、システム全体の移動局の収容台数、及びシステムのサービスエリアの構成に限界があった。この問題を解決する方法として、複数のチャンネルを使用することが考えられるが、単純に多チャンネル化した場合、各チャンネルで運用している移動局の情報が、別のチャンネルで共有できない等の問題が発生する。そこで、各チャンネルの管制局を統括的に管理する主管制局を設け、移動局情報とそれが管理する基地局情報を主管制局へ送信し、この情報に基づいて主管制局は各基地局で監視している移動局情報と各チャンネルで監視している移動局情報とを把握し、さらにシステム全体の移動局テーブルを作成し、各管制局の問い合わせに応じて各チャンネルの前記基地局情報及び前記移動局情報を提供することで、異なったチャンネル間でも移動局の情報(移動局の位置情報等)を共有することができ、さらに、チャンネルの異なるサービスエリア間の移動局のローミングを実現することが可能な無線ネットワークシステムを構築することができる。
|
ユーザー業界 | 概 要 |
情報・通信 土木・建築 |
無線LANシステム
○有線と同様の快適さを無線で実現 する |
電気・電子 |
広域レーダーシステム
○広域をカバーするレーダー網の管 理などにも応用できる |
関連特許 |
あり |
事業実績条件 |
・実施段階:実施有り
・技術導入時の技術指導の有無:有り ・ノウハウ提供:有り ・ライセンス制約条件:許諾のみ |
参考情報 | オフィスなど複数の移動局が無線LANネットワークを組むときにこれを効率よく制御することができるシステムである。昨今では、充分信頼性のある暗号化技術が進展してきたことから、安価で便利な無線LANを導入することが増えてきた。本発明によるシステムを導入すれば、無線LANでも有線のように快適なLAN環境を提供することができる。この技術のポイントは異なる基地間でのデータの受け渡しを可能とすることにあるので、例えば移動局をアクティブソナーに対する反応に置き換えれば、ソナーによる広域の感知網を組上げるようなときのデータ処理にも同様のスキームが使用でき、クリアな分析を行なうことも可能となる。 |
|
||||||||
|
|
|||||||
|
|
|||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|