生花や造花を立体的に飾り立てることができて、インテリアやエクステリアとして美しく映える装飾用の容器


屋内・屋外を鉢植えされた花や植木、あるい生花や造花で美しく飾り立てるとその場の雰囲気を和らげたりまた人の目を楽しませてくれる。そして日本には華道があり、花と花器を調和させて美しさをさらに繊細に表現することもある。しかし、大きな花器に花一杯飾り立てて立体的に見せようとする工夫があるものの、立体的空間を花と花器でより立体的に表現することは難しかった。  本特許は二つの容器を用いてそれを上下につなぎ、上と下の両方に花を飾り付けて立体感あふれるように飾ることができるようにした容器である。飾り付けるものとしては鉢植えの花、植木、生花、造花などを用いることができる。また、それらを組み合わせることができる。  上と下の容器は、上の容器の底部に設けられた孔を通して下の容器の底部とシャフトで結ぶことで接続される。シャフトの上端と下端にはネジ山を設けておき、上下の容器をネジ止めできる。また、上の容器に生花を生けるときは容器に水を入れるので上の容器の底部はパッキングで水を止めるようにする。  容器の形状は円柱や多角柱、或いは逆円錐や逆多角錘など特に限定されないし、容器の材料も合成樹脂、金属など特に限定されない。容器は下の容器をスタンドに立てるようにしてもよいし、上の容器を吊すようにして高いところに飾ることもできる。容器の外面にデザインの装飾をしてもよいし、電飾で夜間も楽しめるようにすることもできる。
ユーザー業界 概  要
生活・文化
生活・文化
●花器
  室内または室外で、花、植木、造花等を立体的に飾る。

生活・文化
生活・文化
●フラワーシャワー用容器
  下部容器に鍔を設けて鍔に花びらを盛る。

生活・文化
生活・文化
●雨樋鎖
  雨樋鎖の鎖の一部として用いる。


関連特許 国外あり
事業実績条件 ・実施段階:あり
・技術導入時の技術指導の有無:あり
・ノウハウ提供:あり
・ライセンス制約条件について:許諾
参考情報 本特許の装飾用の容器はスタンドに立てたり壁や天井から吊して室内を飾ることができるので、家庭の玄関やリビングなどに、また結婚式場、会議場などの広い場所にも立体的に飾り付けることができる。屋外では家庭の玄関回りに立てたり、フェンスに吊したりして、更に庭ではガーデンアーチやバーゴラの側面に吊すことで飾ることもできる。  さらに、下の容器に鍔状の平面を設けておけば、結婚式のときのフラワーシャワー用の切り花を盛りつけておくこともできる。工夫することによって玄関の雨樋鎖の一部として用いることもできる。  本発明は別に、意匠登録第1081190号、同第1115545号、米国特許第6202349B1号、中国特許No.ZL99102147.9として登録されている。



タイトル
(ライセンス情報)
生花器、植木鉢、造花篭を備えた容器と巻上げ装置

特許権者   金川 貞雄

ライセンス情報番号 L2003005631

お問い合わせ先
〒 525-0024
   滋賀県草津市平井町2-5-3
   金川 貞雄
      TEL:077-564-2989
      FAX:077-564-2989

出願番号 特願平10-071169

公開番号 特開平11-225580

特許番号 特許3416765

権 利 存 続 期 間 13年10ヶ月
(平30.2.12満了)

権利化情報 
出願日/平10.2.12  公開日/平11.8.24  登録日/平15.4.11 

用語解説  
剣山 ・花を挿して安定させるために金属製の針を上向きに多数植えたもの。華道用具の一つ。主として盛り花用。
シャフト ・ここでは、上部容器と下部容器を連結するための棒状の部材のこと。
パッキング ・ここでは、上部容器の底に水密の目的で用いる材料のこと。
ナット ・ボルトにはめて物を締め付けるのに用いるもの。ここではシャフトの端のネジ部を固定して容器を連結する。

参考情報  
特許流通アドバイザーによる推薦

原稿作成  
中西 一郎  株式会社 ベンチャーラボ PDF