解体作業が容易なリサイクル用のブラウン管 |
ブラウン管は、高品質ガラスの前部パネルと鉛ガラスの後部ファンネルとが接着されており、これらのパネルとファンネルとは共にガラスの組成が異なっているので、ブラウン管を再利用する場合、これらのガラスを分離する作業が面倒であった。本発明は、パネルとファンネルとを接合する接着部分を外部に突出させ、その突出した部分にニクロム線を予め埋設しておく。解体する時にはこのニクロム線に電流を流す事により組成の異なるガラスを簡単に分離することができる。 |
ユーザー業界 | 概 要 |
電気・電子 |
●リサイクル用ブラウン管 モニター用のブラウン管は、パネルとファンネルとが接着されている。パネルとファンネルとはガラスの組成が異なっていても、予め両者が分離しやすい構造をしているので、パネルとファンネルとを簡単に分離することが出来、ブラウン管の再利用がし易くなる。 |
関連特許 | ・なし |
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事業実績条件 |
・実施段階:実証実験レベル ・技術導入時の技術指導の有無:技術導入不要 ・ノウハウ提供:技術支援不要 ・ライセンス制約条件について:非独占の通常実施権のみ可能で、その他の制約なし |
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参考情報 | 本発明の適用製品の一つに考えられるカラーテレビジョン用ブラウン管は年間約390万本、1000億円程度が生産されている。本発明の製品化に際しては、これらが市場規模の参考数字になるものと推定される。(「機械統計年報」経済産業省) |
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