リサイクル時に前後部ガラス間の分離が容易に出来るモニター用のブラウン管装置

開放特許情報番号
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開放特許情報登録日
2001/2/10
最新更新日
2015/8/12

基本情報

出願番号 特願平10-138065
出願日 1998/5/20
出願人 工業技術院長
公開番号 特開平11-329302
公開日 1999/11/30
登録番号 特許第2949226号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 モニター用ブラウン管
技術分野 情報・通信、機械・加工、金属材料
機能 環境・リサイクル対策、接着・剥離、機械・部品の製造
適用製品 全面パネル部と後部ファンネル部の両ガラス接着部の内部に、ほぼ全周に渡り加熱用のヒータ線を埋設した、リサイクル対応のモニター用ブラウン管
目的 TV受像機や、パソコンなどに多用されるモニター用ブラウン管は、高品質ガラスの前部パネルと、鉛ガラスの後部ファンネルを接着し、構成されるので、廃却に際しガラスを再生利用するには、組成の異なる両ガラスを、分離回収する必要があった。これまでは、先ずモニター用ブラウン管の4隅にダイヤモンドカッターで傷をつけ、次いでこの傷の近傍のガラス表面に、正確に加熱したニクロム線を巻回、接触の上、ひびを生じさせ、さらに4隅部をハンマーで叩き、両ガラスの分離を行なうため、この作業に手間と熟練を要していた。
効果 この発明のモニター用ブラウン管は、前部パネルと、後部ファンネルの接着面で、加熱線を全周に渡り埋設した構造を特徴とし、リサイクル時にこの加熱線に通電加熱する事で、次の効果を発揮し、リサイクルを促進する。@ニクロム線を正確な位置で外周に巻きつけ不要、A埋設位置が正確なので両ガラスを純度良く分離出来る、B加熱線が埋設されているため加熱効率が高い、C両ガラスの接着面の全周に渡り熱歪が発生する、D加熱は加熱線の外部引出し部に給電すれば良い、E解体時に専用の固定台へのセットが不要で、作業が簡単で、かつ時間が短い。
技術概要
モニター用ブラウン管のガラスのリサイクルにおいて、組成の異なる前部パネル部のガラスと、後部ファンネル部のガラスの分離回収は、必須であり、この作業の簡単化、分離精度アップが望まれていた。ガラスの分離は、物理的な熱歪による方法が最も効果的であり、この発明では、前記の両ガラスの接着面に、全周に渡り加熱線を埋設、封入し、通電用の一対の端部を外部に引き出している。通常、17インチのモニター用ブラウン管では、両ガラスの接着部の幅が約10mm程度、厚みが約2.5〜3.5mm程度あるので、太さ2mmの加熱線を外部に露出させずに、完全に埋設可能である。また、埋設位置も加熱線を両ガラスの接着面に置き、接着する事で精度良く位置決め出来る事は明白である。外部への引き出し部はガラス面に沿い折り曲げておき、上部を接着部の外周面に巻回したバンドでカバーして置く。加熱線は、例えばニクロム線が使用出来るが、これ以外の加熱線でも良い。加熱線を二重に埋設すれば、より短時間で両ガラスの接着面に熱歪を発生させる事も可能である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

技術供与

掲載された学会誌 【有】
掲載学会誌名1 Proceedings of EcoDesign’99,1999Feb.,Tokyo,570−575

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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