血管新生抑制剤

開放特許情報番号
L2008003404 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/6/27
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2006-171741
出願日 2006/6/21
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 特開2008-001623
公開日 2008/1/10
登録番号 特許第5223083号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 血管新生抑制剤
技術分野 食品・バイオ、有機材料、化学・薬品
機能 安全・福祉対策、食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 血管新生抑制剤
目的 安全かつ有効な血管新生抑制剤、ならびにその血管新生抑制剤を含有する医薬組成物及び化粧料を提供する。
効果 有効成分として使用されるフコキサンチン及びフコキサンチノールは、いずれも藻類等に含まれる成分である。すなわち、フコキサンチン及びフコキサンチノールは、従来から食品として摂取されてきた天然成分の一種であり、人体に対する安全性が確認されている。従って、安全且つ優れた血管新生抑制剤を提供できる。
技術概要
 
血管新生抑制剤、医薬組成物及び化粧料組成物を提供する。(1)フコキサンチン及び/又はフコキサンチノールを含む、血管新生抑制剤である。(2)フコキサンチン及び/又はフコキサンチノールを含み、糖尿病性網膜症、アテローム性動脈硬化症、肥満、II型糖尿病、リウマチ様関節炎、バセドウ病、カポジ肉腫、アルツハイマー病、歯周病、強皮症、緑内障、乾癬、加齢黄斑変性症から選択される少なくとも1種の疾患を治療又は予防するための医薬組成物である。(3)フコキサンチノールを0.000001〜10重量%含有する、化粧料組成物である。フコキサンチンは、天然物由来のものが望ましく、フコキサンチンを多く含む褐藻類、微細藻類等の藻類を用いることが好ましい。褐藻類、微細藻類の種類は、例えば、コンブ科、チガイソ科等のコンブ目に属する褐藻類;ナガマツモ科、モズク科等のナガマツモ目に属する褐藻類;珪藻等の微細藻類が挙げられ、これらの藻類の盤状体もしくは糸状体が好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 特に、フコキサンチノールは極めて低濃度であっても優れた血管新生抑制作用を発揮し、皮膚のしわの改善に優れた効果が期待できる。このフコキサンチノールを含有する化粧料組成物は、安全性が高く、且つしわの改善作用に優れものである。化粧料組成物等にフコキサンチノールを大量に配合すると着色等の問題があったが、フコキサンチノールは極めて低濃度で優れた効果を発揮できるから、この様な問題を生じることがない。このフコキサンチノールを含有する化粧料組成物は、シワの改善のみならず、肌のハリやツヤを高める効果も期待できる。
アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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