出願番号 |
特願2005-218605 |
出願日 |
2005/7/28 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2007-036791 |
公開日 |
2007/2/8 |
登録番号 |
特許第4324676号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
適応フィルタ |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
追従性能、誤差、適応処理、フィルタ係数、適応アルゴリズム |
目的 |
誤差信号の平均自乗誤差を十分小さくすることが難しいため、入力信号の時間的変化が激しい場合に、所望信号に十分に追従することできず、また、予測精度が要求されるシステムでは、不十分な結果しか得られない、と言った状況が生じていることに鑑み、誤差信号の平均自乗誤差を十分小さくすることができる適応フィルタの提供。 |
効果 |
この適応フィルタは、誤差信号の平均自乗誤差を十分小さくすることができる。その結果、予測精度が向上し、また、入力信号の時間的変化が激しい場合でも、所望信号への追従が可能となる。 |
技術概要
 |
この技術では、適応フィルタは、入力信号が入力する第1のトランスバーサルフィルタと、第1のトランスバーサルフィルタと同一の次数を有し、第1のトランスバーサルフィルタと同一の入力信号が入力する第2のトランスバーサルフィルタと、第1のトランスバーサルフィルタの出力信号と所望信号との差分の低減を図るためのフィルタ係数を算出して、第1のトランスバーサルフィルタ及び第2のトランスバーサルフィルタのフィルタ係数を更新する係数調整部とを備えており、第2のトランスバーサルフィルタの出力信号がフィルタ出力として出力される。この第2のトランスバーサルフィルタは、第1のトランスバーサルフィルタから得られた係数を利用して、再度フィルタリングを施すことにより、第1のトランスバーサルフィルタにおける誤差を小さくする。また、係数調整部が、正規化最小平均自乗アルゴリズムによりフィルタ係数を算出する。正規化LMSアルゴリズムでは、ステップサイズμを0<μ<2の範囲に設定すれば、フィルタ係数は収束し、この収束範囲の全てにおいて、誤差は低減する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|