出願番号 |
特願2005-305997 |
出願日 |
2005/10/20 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-114053 |
公開日 |
2007/5/10 |
登録番号 |
特許第4586171号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
気温推定方法及び気温推定システム |
技術分野 |
情報・通信、その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
気象観測データに基づく気温推定方法、気象観測データに基づく気温推定システム |
目的 |
風速等の気象要素を観測することなく利用可能な気象観測データのみに基づいて、数十mメッシュ程度の解像度で気温推定を行うことができる方法及びシステムを提供する。 |
効果 |
本発明によれば、数十mメッシュ程度の解像度で気温を推定することが可能となり、地域特有の希少資源を活用した作物立地配置や栽培計画の立案を支援するシステムなどの実用化ができることとなる。また、土木建築分野においては様々な施設における施工前の詳細な温度環境シュミレーションを行うことが可能となる。さらに、複雑な地形を有する地域においても圃場単位の気象特性を考慮した作物立地配置を行うことにより、凍結防止用や遮光用の農業資材の使用量を削減し、農業施設の環境調節費用を抑えることができる。 |
技術概要 |
注目地点の近隣にある気象観測地点から、少なくとも気温データを含む気象観測データと、放射冷却強度データと、過去における注目地点と気象観測地点との気温差のデータとを取得し、放射冷却強度データに基づいて注目地点と気象観測地点との間の気象要因による気温差を推定し、過去における注目地点と気象観測地点との気温差のデータに基づいて注目地点と気象観測地点との間の地理的要因による気温差を推定し、推定された気象要因による気温差及び、地理的要因による気温差とから注目地点と気象観測地点との間の気温差を決定し注目地点における気温を推定する方法であり、気象観測データと放射冷却強度データと過去における注目地点と気象観測地点との気温差のデータとを取得し、蓄積するデータベースと注目地点と気象観測地点との間の気象要因による気温差を推定する第1推定部と、地理的要因による気温差を推定する第2推定部と、気象要因及び地理的要因による気温差とから注目地点と気象観測地点との間の気温差を決定し、注目地点における気温を推定する第3推定部と、その気温を出力する出力部とを備えた気温推定システムである。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|