紫外線遮蔽剤や赤外線遮蔽剤を含有した塗膜を形成する塗装方法

開放特許情報番号
L2007002967 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2007/6/8
最新更新日
2007/6/8

基本情報

出願番号 特願2005-163518
出願日 2005/6/3
出願人 株式会社フミン
公開番号 特開2006-334530
公開日 2006/12/14
登録番号 特許第3908252号
特許権者 株式会社フミン
発明の名称 紫外線遮蔽剤や赤外線遮蔽剤を含有した塗膜を形成する塗装方法
技術分野 輸送、土木・建築
機能 表面処理
適用製品 紫外線遮蔽剤や赤外線遮蔽剤を含有した塗膜
目的 耐久性、耐摩耗性に優れ、しかも、塗布むら、色むらが生じ難く、また、斑点、白化、欠損、クラックが生じ難い、紫外線遮蔽剤や赤外線遮蔽剤を含有した塗膜をどのような作業環境下でも形成できる塗装方法を提供する。
効果 あらゆる物品の表面に耐久性、耐摩耗性に優れ、しかも、塗布むら、色むらが生じ難く、また、斑点、白化、欠損、クラックが生じ難い、紫外線遮蔽剤や赤外線遮蔽剤を含有した塗膜を形成することができ、紫外線遮蔽性能や赤外線遮蔽性能を活用することができる。しかも、どのような作業環境下でも1回塗りで均質な紫外線遮蔽性塗膜や赤外線遮蔽性塗膜を簡便に形成でき、また、透明性も十分確保することができる。
技術概要
 
1〜100nmの粒径を有する紫外線遮蔽剤および/または赤外線遮蔽剤とバインダ成分とエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール及び1,7−ヘプタンジオールからなる群から選択される多価アルコール系溶媒とを少なくとも配合し、多価アルコールの配合量が50〜95重量%である塗液を、塗液吐出ノズルの先端口径が1.0〜2.0mmである塗装機を用い、塗液吐出ノズルの吐出圧を0.01〜0.05MPaとして、ガラス基材に塗布し乾燥して、ガラス基材の表面に紫外線遮蔽剤および/または赤外線遮蔽剤を含有した可視光透過率85%以上の塗膜を形成する塗装方法である。ガラス基材の幅1m当たり0.3〜30秒間で1回塗布し、風乾またはエアーカーテンのエアーにより乾燥し溶媒を除去して、基材1m↑2当たり0.01〜30gの乾燥塗布量を得る。紫外線遮蔽剤および/または赤外線遮蔽剤がアンチモンをドープした酸化スズ、アルミニウムをドープした酸化亜鉛、酸化亜鉛、酸化ロジウム、酸化ルテニウムである。
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 建築物の窓ガラスに新築・リフォーム時に簡単に施工でき、また、自動車には給油や洗車の際に簡単に施工できる。このように窓ガラスや自動車のフロントガラス、サイドガラス、後部ガラスなどに紫外線遮蔽性塗膜を形成すると進入する紫外線を遮断でき、それによって物品の日焼け、変色を防止でき、有害な紫外線から人体を守ることができる。また、赤外線遮蔽性塗膜を形成すると、室内や車室内の温度の上昇を抑えることができ、省エネルギーに貢献できる。

登録者情報

登録者名称 株式会社フミン

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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