ネットワークを用いた遠隔多地点合奏システム

開放特許情報番号
L2007001349 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2007/3/16
最新更新日
2022/9/1

基本情報

出願番号 特願2005-225878
出願日 2005/8/3
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2007-041320
公開日 2007/2/15
登録番号 特許第4422656号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ネットワークを用いた遠隔多地点合奏システム
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 制御システム、ソフトウェア、プログラム
目的 複雑な遅延時間の補正処理を行うことなく、遠隔地にいる複数の演奏者がネットワークを介して合奏をすることを可能にする遠隔多地点合奏システムを提供する。
効果 耳障りとなるような時間遅れの演奏を聞くことなく、システムに参加できる演奏端末装置の台数に制限はない。
技術概要
図1のように、サーバを利用しないタイプの遠隔多地点合奏を行う演奏端末装置A〜Eは、それぞれ図2に示す、演奏を演奏信号に変換する変換手段51と、演奏信号をネットワークを介して他の1以上の演奏端末装置との間で送受信する送受信手段53と、受信した演奏信号の遅延時間を測定する遅延時間測定手段55と、変換手段51から出力した演奏信号と受信した演奏信号をミキシングして混合信号を作成するミキシング手段57と、混合信号を再生する再生手段59とを少なくとも備える。図3のように、一つの演奏端末装置から他の演奏端末装置に対して遅延測定用信号を送信してから、他の演奏端末装置が遅延測定用信号に応じて返信信号を一つの演奏端末装置に送信し、一つの演奏端末装置が返信信号を受信するまでの時間に基づいて、遅延時間を測定するように構成する。演奏端末装置のミキンング手段57を、受信した1以上の演奏信号の遅延時間の長さに応じて、図4(A)および(B)に示すように他の演奏信号の増幅率を小さくするように構成する。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 コンピュータに付随している音楽再生装置を利用することができる。
改善効果2 理論的には、このシステムに参加できる演奏端末装置の台数に制限はない。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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