出願番号 |
特願2005-098661 |
出願日 |
2005/3/30 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2006-272533 |
公開日 |
2006/10/12 |
登録番号 |
特許第4185986号 |
特許権者 |
国立大学法人宇都宮大学 |
発明の名称 |
磁気バリ取り方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
洗浄・除去、その他 |
適用製品 |
バリ取り装置 |
目的 |
細長い円管内や複雑な形状からなる工作物に生じたバリを効果的に取り除くことができる磁気バリ取り方法を提供する。 |
効果 |
切削バリや研削バリ、あるいは他の機械加工法によって生ずる加工バリを除去でき、精密なエッジ仕上げ加工を実現できる。バリ取り加工寿命が向上すると同時に、経時的に安定したバリ取り加工性能を発揮することができる。 |
技術概要
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図1に示すこの磁気バリ取り方法は、バリが形成された加工面を有する工作物を挟むように磁石を対向配置し、加工面側に配置された磁石が磁性砥粒、磁性粒子又はその混合物を磁気吸着し、磁気吸着を伴う磁石が対向する磁石に磁気吸引されて磁性砥粒、磁性粒子又はその混合物が加工面に押圧し、対向する磁石と加工面を有する工作物とが相対運動することによりバリを除去する方法である。対向配置された磁石のいずれもが永久磁石であり、さらに、図2のように近傍位置に対向配置された一対の永久磁石をヨークで結合して閉磁気回路を構成した磁石を用いる事も出来る。また、磁石の他方が電磁石を用いることも出来る。この磁気バリ取り方法においては、対向する磁石と加工面を有する工作物との相対運動を、外部からの変動磁場を利用した高周波振動運動により行うこともできる。図3は、磁気吸着を伴う磁石の表面に弾性体(弾性層)を設けた例である。弾性体は、磁石に磁気吸着する磁性砥粒等を半固定状態で保持する。具体的には、不織布やポリシャ等が好ましく用いられる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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