陸上競技の円盤投げで、安全に練習できる円盤投げ練習具


陸上競技の円盤投げ練習具は、円盤全体が木や金属等の剛性材料で構成されているため、円盤が着地時に不測の方向に飛び跳ねたり転がって周囲の人や器具に当たると損傷させる恐れがある。そのため練習者は思い切り行う投てき練習をためらってきた。本発明の円盤投練習具は、利用者が指を掛ける指掛部が少なくとも剛性材料で構成された把手杆と、把手杆の指掛部を被う一部の軟質材層と、把手杆の両端にそれぞれ連結された可撓性袋体で構成されている。可撓性袋体内には可塑性錘材が充填されている。可撓性袋体の一端は把手杆の一端に接続され、当該可撓性袋体の他端に接続されリング状に連結される構造になっている。利用者は指掛部にしっかりと指を掛けて投てき練習をすることができる。また、この円盤投げ練習具は投てきされて着地した時に、可塑性錘材の集合物が塑性変形し衝撃を吸収してほぼ着地点で止まる。従って着地後、周囲に飛び跳ねて器物を破損させたり人を傷つけるといったことがない。また、剛性材料で構成され、指掛部は軟質材層で被われているので、器具や人を損傷させることはない。この様にこの円盤投げ練習具は危険性は極めて低いので、思い切り投てきができ、正しい投てきフォーム固め、修正および筋力育成に役立てることができる。

ユーザー業界 活 用 ア イ デ ア
生活・文化
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円盤投げ用練習具
  ○陸上競技で円盤投げを安全に練習できる円盤投げ練習具
体力増進に円盤投げで練習具を応用
  ○競技用円盤投げで男子、女子用等と重量が異なり、体力増進に応用する

関連特許 なし
特許情報 ・実施段階:試作段階
・技術導入時の技術指導:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・供与条件:許諾のみ
market potential 円盤投げ(えんばんなげ)は、陸上競技の投擲競技に属する種目で、円盤を遠くに投げる能力を競う競技である。現在、この種目は男女とも日本ではオリンピックや世界選手権に代表選手をほとんど派遣することがない。国内選手層の薄い種目の1つであるが、戦前のベルリンオリンピックでは、女子で4、5位と2名の入賞者を出し、ヘルシンキオリンピックでは4位に入賞したことがあり、女子投擲伝統の種目でもある。女子は1928年から日本記録として公認されている。最近では滋賀県高校総合体育大会で大会記録を4m以上更新して優勝したほか、2、3位の選手も大会記録を更新する等好記録が生まれている。それには安全で簡易に円盤投げが練習できる練習具として期待される。


タイトル
(ライセンス情報)
円盤投げ練習具

特許権者 繁田 拓治

ライセンス情報番号 L2010005607

お問い合わせ先

繁田 拓治
   

〒 644-0044
和歌山県日高郡美浜町和田1345
TEL:0738-23-1112  FAX: 
E-mailAddress:
   shigetaku9674@diary.ocn.ne.jp




出願番号 特願2004-146460

公開番号 特開2005-323916

特許番号 特許4431439

権 利 存 続 期 間 13年4ヶ月(平36.5.17)

権利化情報  出願日/平16.5.17 公開日/平17.11.24 登録日/平21.12.25

用語解説 
円盤投 陸上競技の投擲競技に属する種目で、円盤を遠くに投げる能力を競う競技
円盤投のルール 2.5m円形場所から投げ、角度34.92°ライン内に入ったものだけが有効試技で、ラインに触れると無効
円盤の重さ 一般男子2kg、女子1kg、高校男子1.75kg、女子1kg、世界ジュニア規格男子1.75kg

参考情報 
・特許流通アドバイザーによる推薦
 :和歌山県 辻本 善博
・IPC:A63B 65/10

原稿作成 
原稿作成:青山 進  有限会社青山技術士事務所 PDF