室内等で座り姿勢で体をくねらせて駆動走行させる走行遊具の構成方法


従来の走行遊具としてはペダルやチェーンがなく、乗り手が尻を振ったり、ロープを引いて駆動する変り種のものに人気があり、揺動推進板を魚のようにくねらせて首振駆動キャスターを魚の尾ビレのように振動させて走行するもの等があるが、いずれも立ち姿勢で駆動するものばかりで、主として広い屋外で使用する必要がある等の欠点があった。本発明は狭い室内でも走れ、座った姿勢で乗れ、腰の運動にもなり、子供でも大人でも乗れ、見ていて楽しい魚のような動きで走り、できれば同時に掃除もできるような座り捻り駆動走行体遊具を提供するものである。横ずれ防止用の入力座クッションを備えた本体の下面に取付角前傾駆動キャスターを設け、このキャスターの旋回部と本体とを弾性体で結合して首振復元自在となすことで、乗り手が入力座クッションに座して、重心の低い正座状態で漕ぎ進むことができて転倒する恐れがなく安心して走れるように構成したもの、座クッションを備えた本体にはコードレス電気掃除機を内蔵し、座った姿勢で捻り駆動走行すると同時に室内掃除を兼ねるように構成したもの、座クッションの中央には魚形やワニ型のぬいぐるみを設けて、乗り手は膝で挟むようにして正座して駆動ができるように構成したもの、本体の周辺部にブラシ形状の掃除手段を設けて、走行駆動と同時に床面をブラシで掃くことができるように構成したもの等がある。

ユーザー業界 活 用 ア イ デ ア
機械・加工
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輸送
輸送
生活・文化
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首振り自在ソリ型遊具
  ○本発明の首振駆動・復元自在キャスターに代えて旋回自由な小スキー板とその旋回復元機構を付けたソリ型遊具
走行復元機能付き台車
  ○固定キャスターと旋回キャスターを持つ通常の台車で本発明と同様の復元機能を付加して直進走行を容易にする
  
電気・電子
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機械・加工
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生活・文化
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電動化した座り捻り駆動遊具
  ○本発明の固定キャスターに代えて電動推進機能を持つキャスターを付けてより活動的な座り捻り駆動遊具とする
  
  

関連特許 なし
特許情報 ・実施段階:試作段階
・技術導入時の技術指導:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・供与条件:譲渡または許諾
market potential 本発明による座り姿勢で体をくねらせて駆動走行させる走行遊具はユニークな見るからに楽しげな遊具であり、室内で子供が遊ぶ遊具として売り込み普及させるだけでなく、体育館や遊戯場広場で貸し出し、大勢の子供たちで競い合って遊ぶ遊具として普及させることも考えられ、今後の認知度の向上、普及による市場拡大が期待される。関連市場の規模としては、遊園地用娯楽機器の市場規模で約93.95億円(経済産業省統計2008年)、パチンコ・ゲームセンター用を除くその他の娯楽用機械の市場規模で約21.68億円(経済産業省統計2008年)等があり、後者の市場の約1%のシェアを占めることを想定すると約2,000万円の関連市場が想定できる。アニメキャラクターとのコラボレーションやイベント開催等によって、子供たちの興味を引き付け、売り込み普及に成功すれば、更に市場は拡大するものと期待される。


タイトル
(ライセンス情報)
座り捻り駆動走行体

特許権者 六車 義方

ライセンス情報番号 L2007002754

お問い合わせ先

六車 義方
六車発明研究所
所長

   

〒 567-0801
大阪府茨木市総持寺1−15−2
TEL:072-626-3185  FAX:072-626-3185
E-mailAddress:
   mugu@iris.eonet.ne.jp




出願番号 特願2003-195357

公開番号 特開2004-358190

特許番号 特許4178198

権 利 存 続 期 間 12年9ヶ月(平35.6.7)

権利化情報  出願日/平15.6.7 公開日/平16.12.24 登録日/平20.9.5

用語解説 
双輪キャスター 通常キャスターの金具を改造しキャスターの車輪を車軸の両側に付けて双輪とした特注品で旋回性能が向上する
首振駆動(旋回)キャスター トッププレート、フォーク、旋回部、車輪、車軸で構成し、旋回部が自由に旋回して車輪が回転するキャスター
首振復元自在キャスター 首振駆動(旋回)キャスターの旋回部とキャスターを取り付けた本体部分とを弾性体で結合して旋回・復元させる

参考情報 
・特許流通アドバイザーによる推薦
 :大阪府 板倉 正
・IPC:A63G 19/12
参照可能な特許流通支援チャート
    :13年度 機械1 車いす
    :15年度 一般10 バリアフリー住宅

原稿作成 
原稿作成:山本 良一  NTT-AT IPシェアリング株式会社 PDF