氷を速く多く作ることができる製氷器および製氷皿


本発明は、冷蔵庫の冷凍室で氷を作る際、時間を大幅に短縮できるものである。そのため、従来より「速く・大量に」氷を作ることが可能となる。また、一度氷温まで下げた容器の温度を再利用し製氷しているため、省エネにも繋がる。従来の製氷皿は、一度氷温になるにも関わらず、2回目以降はその温度を保つ機能がないため、水を入れても氷になるのに時間がかかるのが難点である。本発明は、製氷器(製氷皿を入れる箱)の中に数段の製氷皿を設置。製氷器自体と製氷皿が中空になっておりその中に保冷剤が充填してある構造となっている。製氷器ごと冷凍室に入れ、全体を冷やし製氷する。従来の製氷皿のみのものと大きく異なる点は、製氷器と製氷皿から構成され、それぞれに保冷剤が充填してあるため、水が氷点に達するまでの時間が大変短いということである。製氷器と製氷皿それぞれに保冷効果があるため、一度氷ができてしまえば、2回目以降の製氷は、水を急速に冷やすことが可能なため、凍らせるのがとても速い。一度に多量の氷が必要なとき、従来のもので何度も製氷するよりもはるかに早く製氷できる。また、少しずつ長期にわたって氷が必要なときも、1段使い終わり製氷している間に、前に水を入れたものが氷になっており、順繰りに素早く製氷することが可能である。このように、従来より短時間で、多量の氷を作ることが可能なので、製氷時間の短縮化により、用途の拡大が考えられる。
ユーザー業界 活 用 ア イ デ ア
食品・バイオ
食品・バイオ
生活・文化
生活・文化
製菓用型
  ○ゼリー等製菓を速く作ることができる型
  
生活・文化
生活・文化
その他
その他
高質な冷凍食品作成キット
  ○1食分の量で複数の食材の型を作り、製氷器、型、レシピとあわせた形で販売
  

関連特許 なし
特許情報 ・実施段階:試作段階
・技術導入時の技術指導:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・供与条件:許諾のみ
market potential 本発明は、大型の製氷器を導入するほどの使用量はないが、従来の家庭用のものでは氷が足りないような場面に大いに活用できると考えられる。具体的には、小規模の飲食店等のような大型製氷器を設置するスペースが無い場合、スポーツ施設(アイシング用氷)等のように一度に大量の氷を使用しないが一日トータルで考えると氷の使用量が多い場合、学校の保健室等のように一度に大量の氷を使用はしないが、けが人が運ばれて、急に大量の氷が必要になることが生ずる場合等を挙げることができる。また、製氷にこだわらず、皿の形状にも多様性をもたせれば、従来の製氷器では非常に時間のかかっていた製菓(ゼリーやプリン)等を作るときにも活用できる可能性がある。


タイトル
(ライセンス情報)
省エネ、アイスーン製氷器。(ice soon)

特許権者 福島 徹

ライセンス情報番号 L2007000185

お問い合わせ先

 
  福島 徹

〒 849-4173
佐賀県西松浦郡有田町舞原乙2347−105
TEL:090-1343-8079  FAX: 
E-mailAddress:





出願番号 特願2006-240968

公開番号 特開2008-064359

特許番号 特許3924002

権 利 存 続 期 間 17年(平38.9.6)

権利化情報  出願日/平18.9.6 公開日/平20.3.21 登録日/平19.3.2

用語解説 
ゼリー 果汁、ゼラチン、砂糖の組み合わせで作るシンプルな生菓子
製氷器 氷を作る器械
アイシング 氷や水等で身体を局所的に冷却すること。応急処置運動時の負傷の防止、筋肉痛の軽減、止血等が目的

参考情報 
・特許流通アドバイザーによる推薦
・IPC:F25C 1/24

原稿作成 
原稿作成:吉薗 美智代  システム・インテグレーション株式会社 PDF