装置を大形化せずに洗浄効果を向上させた養生シートの洗浄装置


従来は、装置が大形化する問題があり、また、洗浄効果を半減させるという課題を有しており、この場合、洗浄効果を上げるためにはポンプの圧力と水量を大きくする必要があり、ランニングコストが上昇してしまう。そこで本発明の目的は、装置を大形化せずに洗浄効果を向上できる養生シートの洗浄装置を提供することである。すなわち、本発明は、養生シートを搬送手段で搬送しながらその搬送通路の途中で養生シートを洗浄する養生シートの洗浄装置において、上記通路に搬送される養生シートを上下から挟んでその表裏略同位置に洗浄水を高速噴射する洗浄水噴出手段を対向して設けると共に、養生シートの幅方向にかつその幅の中心で対向するよう複数並べて設ける。その洗浄水噴出手段を、円周方向に複数配列させてノズルチップを有する回転ノズルで構成すると共に、上下の回転ノズル間を通して搬送される養生シートに、上下の回転ノズルから高速噴射される洗浄水を直接当てて養生シートを支持し、かつ、養生シートの表裏両面及び幅方向両側の回転ノズル同士を逆方向に回転させて、養生シートを、各ノズルチップからの洗浄水の噴射圧による窪みを断続的に重ね合わせて揉み洗いするようにしたものである。
ユーザー業界 概  要

土木・建築
土木・建築
繊維・紙
繊維・紙
有機材料
有機材料
養生シートの洗浄装置
  ○装置を小形化
  ○洗浄効果を向上できる
  ○養生シートを搬送通路の途中で洗 浄

機械・加工
機械・加工
装置を小形化
  ○洗浄水噴射によるシートの移動が なくなるので反射板が不要

機械・加工
機械・加工
土木・建築
土木・建築
洗浄効果が飛躍的に向上
  ○洗浄水の上下逆回転噴射により養 生シートの表面が局部的に弛緩・ 緊張して揉み洗いされる

関連特許 なし
事業実績条件 ・実施段階:実施有り
・技術導入時の技術指導の有無:応相談
・ノウハウ提供:応相談
・ライセンス制約条件:譲渡または許諾
参考情報 従来の装置は、洗浄水噴出手段をシートの搬送方向前後に配置する必要があり、装置が大形化する。また、反射板がシートの裏側からメッシュの網目を塞いでしまい、洗浄水がシートのメッシュ内を通り抜けることによる洗浄効果を半減させているという問題がある。そこで、本発明は、装置を大形化せずに洗浄効果を向上できる養生シートの洗浄装置を提供することを目的とする。すなわち、本発明によれば、洗浄水噴射によるシートの移動がなくなるので、反射板が不要となり、装置を小形化できる。また、洗浄水の上下逆回転噴射によって養生シートの表面が局部的に弛緩・緊張していわゆる揉み洗いされる状態となり、洗浄効果が飛躍的に向上する。



タイトル
(ライセンス情報)
養生シートの洗浄装置

特許権者   石川島汎用機サービス株式会社・
株式会社福瑛舎

ライセンス情報番号 L2004006406

お問い合わせ先

株式会社福瑛舎
代表取締役 久保井 武
〒811-2312
福岡県糟屋郡粕屋町戸原113−1
TEL:092-939-0490 FAX:092-938-5406
E-mail:t-kuboi@crest.ocn.ne.jp


出願番号 特願平08-036680

公開番号 特開平09-225419

特許番号 特許3026938

権 利 存 続 期 間 11年5ヶ月(平28.2.23)

権利化情報 
出願日/平8.2.23  公開日/平9.9.2  登録日/平12.1.28 

用語解説  
養生シート ・建築物など工事の終わった部分に損傷が生じないように保護するなどの目的で建築現場において用いられる

参考情報  
特許流通アドバイザー推薦
 

原稿作成  
山本 信夫  株式会社テクノソフト PDF