適当な大きさの不定形の氷塊から手軽に例えば丸氷、上下円錐などの整った形の氷を製造する |
従来、バーテンダーや料理人などが包丁などの道具を使用して、個人の熟達した技術により作成していた、ロックなどに入れる球状の氷を、誰でも、手軽にかつ安全に特定の形状の氷を作成出来るようにする器具および方法である。すなわち、アルミニウムなどの金属あるいは特殊なセラミックなどの熱伝導率が高い材質で作成した所望の形状を得るための成形容器を備えた上下二個のブロックを一組として複数のガイド杵で連結する。ただし、上側のブロックはガイド杵に沿って自由に下方へ移動できる。その両ブロックの間に目的とする形状より大きくかつ取り扱いに適当な大きさの氷塊片を設置する。ブロックに接する氷面が溶けて氷塊は徐々に成形容器内に落ち込んでゆく。上側のブロックでは氷が溶けるにつれてブロックが重力で沈み込む。氷が溶けて成型容器内部に落ち込んだ水は、成形容器の底部の導管から抜き出され、容器内には滞留しない。最終的に上下の成形容器を備えたブロックが合体すると、中に目的とする形状の氷塊ができあがる。熱伝導率がよい材質でブロックが出来ているため、比較的短時間(約1分程度で成型可能。暖める作業等含め連続で1時間に30個程度作成可能:諸条件で上下あり)で目的の氷を得ることが出来る。
|
ユーザー業界 | 概 要 |
![]() 食品・バイオ ![]() 生活・文化 |
球状氷製造器
○スナック、喫茶店などで飲料に投 入するための丸氷・上下円錐・上 下角錐などの形状の氷を製造する 人形形氷製造器 ○家庭あるいはファミリーレストラ ンなどで人形形の氷を手軽に作成 できる装置。型枠を取り替え可能 にすることで、いろいろな人形形 を作成できるようにする |
関連特許 |
なし |
事業実績条件 |
・実施段階:実施有り
・技術導入時の技術指導の有無:有り ・ノウハウ提供:応相談 ・ライセンス制約条件:許諾のみ |
参考情報 | 球状に限らず、上下の成形容器の形状を変更することにより、上下円錐状、上下四角錐状、三角錐状などの氷を刃物を一切使用しなくとも、手軽に、また極めて安全に作成できる。特殊な技能や経験を必要としない。また、使用する氷塊を例えば食品添加物として認められている着色剤を使用した水で予め冷凍庫などで作っておけば、着色した、しかも整った形状の氷が作成できる。バー、スナック、喫茶店などの冷飲料、またさらに成形容器の形状を工夫して子供の世界でその時々の話題になっているフィギュアをまねた氷塊を作成することにより、例えばファミリーレストラン、百貨店の食堂などでのお子さまランチなど子供向けの飾り氷などの作成に使用できる。さらには、小児のいる家庭用としても販売できる可能性がある。 |
![]() |
|
|||||||
|
|
||||||
|
|
||||||
|
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
|