屋外フェンス等の固定用金属ポールにおいて、根元の強度向上の構造及び防錆構造を提供する。 |
屋外用フェンス等は金属ポールにより取り付けられ、根元をコンクリートブロックにて固定するのが一般的構造である。フェンスには風や人力等により大きな荷重がかかり、その金属ポールの根元に集中的に過大な荷重が発生する。又屋外では塗装により防錆対策を施しているが、金属ポール内部に雨水等により水が侵入して溜まり、錆の発生を促進する。このためフェンスは定期的なメンテナンスが必要であり、場合によっては破損に到ることになる。場合によってはこの破損は、重大な災害に発展することも考えられる。
本発明ではこれらの対策として、@金属ポール内部の根元部分に合成樹脂の内柱を設け、この部分をコンクリートブロックに埋め込んで根元を補強する構造、Aさらにこの合成樹脂の上部付近にふたをして、外部へ貫通する水抜き穴を設けた構造である。@の構造によってフェンスから金属ポール根元にかかる荷重に対し強度を増加し、Aの構造によって水溜り及びそれによる錆の進展を防止する。
これらの効果により屋外フェンスの寿命を延ばしメンテナンスを削減でき、さらに安全性を高めることが出きる。
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ユーザー業界 | 概 要 |
土木・建築 生活・文化 |
●フェンス一般 強度及び低メンテナンスを要するフェンス、防犯用フェンス |
土木・建築 生活・文化 |
●エクステリア市場構造物 カーポート、動物檻、ベランダ柵、交通機関関連 |
関連特許 |
・なし |
事業実績条件 |
・実施段階:実施有り ・技術導入時の技術指導の有無:無し ・ノウハウ提供:無し ・ライセンス制約条件について:許諾のみ |
参考情報 | 屋外フェンスは様々な場所で広く使用されており、この金属ポール固定方式が標準的な構造である。本発明の構造はこれらの従来の金属フェンス等にそのまま適用できる。さらに屋外で使用する様々な構造物や建築物にも適用可能である。これら屋外用構造物いわゆるエクステリア市場は、主要7品目で市場規模は約2670億円(2002年度)に達している。その中でもこの金属ポールが適用できそうな分野として、門扉・フェンスが約1000億円,カーポートが約320億円,自転車置き場が約110億円となっている。エクステリア市場では、生活者のライフスタイルへの提案や消費者の関心を高めることが重要である。事業では空間提案を活かす商品開発、専門業者の囲い込みや住宅メーカ・工務店との連携が重要である。 |
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