高活性水素化触媒の製造方法 |
硫化モリブデンと硫化コバルトからなる触媒、または硫化モリブデンと硫化ニッケルからなる触媒は、従来、石油精製工程における水素添加や脱硫、脱窒素等や、また石炭の液化などに使用されているが、それらは、主にアルミナを担体とした担持触媒が使用されている。しかし、担持触媒は触媒被毒が激しく触媒寿命も短く、触媒活性も低かった。本発明は、それらの触媒を非担持型とすることで、それらの課題を解決し、高活性であるため触媒使用量は少なくて済み、反応装置への負担が軽減される他、触媒コストも軽減される。本触媒は、硫化コバルトまたは硫化ニッケルをあらかじめ粉砕した後、硫化モリブデンを添加して混合粉砕することによって得られる。 |
ユーザー業界 | 概 要 |
化学・薬品 |
●水素化触媒の製造 石油精製工程の水素添加、脱硫、脱窒素など、また芳香族炭化水素の水素化、石炭の液化などに使用される高活性の水素化触媒の製造法。 |
関連特許 | ・なし |
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事業実績条件 |
・実施段階:実験室レベル ・技術導入時の技術指導の有無:比較的低い対価で、技術指導を受けられる ・ノウハウ提供:一部享受できる ・ライセンス制約条件について:非独占通常実施権のみ可能で、その他の制約なし |
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参考情報 | 高活性の水素化触媒は、石油製品の質を高めるので、環境面{窒素酸化物やPM(粒子状物質)対策}からも重要で、本発明が有効に活用されることが期待される。 |
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