生理用品などのニオイを吸収する、竹炭と竹酢液を効果的に利用した四層構造の抗菌消臭吸収シート


本発明は、臭いを無くすための、生理用ナプキン、おりもの用シート、使い捨て紙オムツ、失禁者使い捨て紙オムツなどの消臭吸収物品に関するものである。消臭吸収物品の組合せの配置順序は、液透過性の表面シートは、一層目、二層目として竹酢液含有の液半透過半保持性の吸収物を配置し、三層目には竹酢液を含有した竹炭粒、竹炭粉を備えた吸収物、四層目には、液不透過性防漏シートからなることを特徴とする消臭吸収物品である。竹酢液を含有した液半透過半保持の吸収物の竹酢液の濃度は、竹酢液を200倍以下に希釈し、27℃以下で乾燥した消臭吸収物品であり、竹酢液を含有した竹炭粒、竹炭粉を備えた吸収物は、竹を400℃位で炭化しゆっくり冷やした竹炭(黒炭)(微酸性)を、500倍以上に希釈した竹酢液中に浸漬し、取り出し、水切りをしてふき取り、50メッシュ〜200メッシュ程度の範囲に砕き、常温で乾燥したものである。竹酢液を含有させた竹炭粒、竹炭粉の吸収物消臭吸収物品(総重量)の重量に対して、10〜30重量%を占めていることを特徴とする消臭吸収物品である。地球環境にやさしい、エコロジな材料の竹炭、竹酢液を使用することによって安価で、しかも、竹炭、竹酢液の特性をうまく活用することで排泄物、体液、等から生じる硫黄性臭気、酸性臭気、塩気性臭気等のさまざまな臭気を完全に解消し、装着者には、快適な使用感を与えることができる。
ユーザー業界 概  要

繊維・紙
繊維・紙
生活・文化
生活・文化
竹炭と竹酢液を使った消臭シート
  ○竹炭と竹酢液の消臭・吸着性能に よる、いやなニオイの発生が少な い抗菌消臭吸収シート

マスク
  ○風邪の予防、花粉症の予防のマス ク

ペット用の服
  ○皮膚病の予防、悪臭の防止のペッ ト用の服

壁クロス
  ○マイナスイオン発生、ホルムアル デヒド吸着・分解、消臭、調湿の ある壁クロス

関連特許 なし
事業実績条件 ・実施段階:試作段階
・技術導入時の技術指導の有無:有り
・ノウハウ提供:有り
・ライセンス制約条件:許諾のみ
参考情報 本発明は、竹炭と竹酢液を効果的に配置した抗菌消臭吸収シートに関するものである。従来、生理用品などの吸収性物品を使用した後に発生するカユミ、カブレ、悪臭は、使用者にとって不快で、周囲へ迷惑を掛けるものとして問題であった。また、吸収物品の構造として、悪臭を吸収したり、消臭することをうたった商品はあるものの、充分な効果は得られなかった。本発明の抗菌消臭吸収シートは、竹炭と竹酢液を効果的に配設した構造となっているので、消臭、調湿、通気、吸着、抗菌、浄化、免疫作用等によりムレ、カブレ、カユミ止め、マイナスイオン発生、ホルムアルデヒドを吸着、分解、抗菌、消臭吸収がエンドレスに作用する。また、竹炭やその製造工程で得られる竹酢液は、本来、自然にあるものであり、生産することで環境に負荷をかけたり、自然環境を損なうものではなく、人体への影響の恐れもない。従って、人と環境に優しい消臭吸収物品とも言える。



タイトル
(ライセンス情報)
竹炭・竹酢液を併用した4層構造の消臭システムにより、ニオイの基となるすべて…

特許権者   田山 吉基、住吉 妙子

ライセンス情報番号 L2001012852

お問い合わせ先

田山 吉基
〒760-0073
香川県高松市栗林町3−11−23大邦マンション301
TEL:090-2823-7014 


出願番号 特願2001-282656

公開番号 特開2003-088546

特許番号 特許3424042

権 利 存 続 期 間 16年8ヶ月(平33.9.18満了)

権利化情報 
出願日/平13.9.18  公開日/平15.3.25  登録日/平15.5.2 

用語解説  
バイオリアクタ ・固定化酵素や微生物を触媒として、物質の分解や合成などを行う装置またはシステム
ヘミセルローズ ・植物繊維をアルカリで抽出してえられる複雑な多糖類。セルロースとともに植物細胞壁を構成する成分
リグニン ・材木中のセルロースに伴って存在する、高分子ヒドロキシフェニルプロパンを基本単位とする重合物
BET法 ・粉体の比表面積(粉体の単位質量または単位容量あたりの表面積のこと)の測定法のひとつ

参考情報  
特許流通アドバイザーによる推薦
 

原稿作成  
宥免 達憲  システム・インテグレーション株式会社 PDF