飲酒運転予防装置 |
本発明は、呼気中のアルコール濃度を検出する都度、その検出濃度とその検出時刻とを記憶するものである。また、呼気中に含まれるアルコール濃度は飲酒後の時間経過によって変化するとともに、その変化する程度は個人のアルコール消化能力に応じて異なる。そこで本発明は、濃度登録モードで、あらかじめ、個人の複数の時点におけるアルコール濃度を記憶させておく。次に濃度検出モードで、記憶された値と検査した値とを比較し、その後の経過時間に伴う最大濃度予測時間、または、呼気中の濃度が所定値以下となる安全濃度予測時間を算出表示するものである。 |
ユーザー業界 | 概 要 |
![]() 輸送 |
●自動車の飲酒運転防止装置 飲酒状態を知って運転を自ら抑制するのが本来であるが、酩酊状態では判断能力が正常でないこともあるので、運転席にこの装置を設け、ブレーキをロックする或いはエンジンを起動させないなどの安全装置として構成し、全車に設置を義務付けるならば、大きな市場がある。 |
![]() 生活・文化 |
●安全運転機能付き電子腕時計 電子腕時計に時計モード、アルコール濃度登録モード、測定モードの順で切り替わるスイッチが設けられている。また、時計ケースの側部にはコップ一杯分を単位として、飲酒量を入力するためのスイッチとガスセンサが設けられる。センサは酸化すずの薄膜を利用した公知の半導体のセンサである。この装置により、ユーザーは検出濃度で自らの酔い具合を知るだけでなく、どの時点で車の運転が安全となるかを知ることも可能となる。 |
関連特許 | ・なし |
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事業実績条件 |
・実施段階:なし ・技術導入時の技術指導の有無:相当の対価を支払って技術指導を受けられる ・ノウハウ提供:一部享受できる ・ライセンス制約条件について:独占的通常実施権購入可 |
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参考情報 | 本発明の適用製品分野であると考えられる測定用記録計は年間約4万7000台、約120億円程度生産されており、本発明の実施に際しては、これが市場規模の参考数字の一部になるものと推定される。(「機械統計年報」経済産業省) |
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