目的
アークの安定性を高めるとともに、溶接速度及び作業効率を向上することが可能な複合溶接方法及びこれに用いる複合溶接用の溶接トーチを提供する。
効果
複合溶接方法によれば、アークのふらつきが生じにくくなり、アークの安定性を高めることができる。
また、溶接対象の母材の板厚が大きくなった場合には、TIG及びMIGいずれの電流も大きくすることができるため、溶接速度及び作業効率を向上することができる。
また、複合溶接方法によれば、トータルでの電磁力が減少し、相対的にアークの硬直性の作用が大きくなるため、アークの安定性を高めることができる。
技術概要
溶接方向に対して先行する側で溶接可能なTIGアークを発生させ、後行する側で溶接可能なMIGアークを同時に発生させて母材を溶接する複合溶接方法であって、
TIGアーク及びMIGアークの重なりを生じさせ、
TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するとともに、
TIG電極の中心軸と母材の表面との交点と、MIG電極の中心軸と母材の表面との交点との距離の絶対値が4mm以下とすることを特徴とする複合溶接方法。