| 出願番号 |
特願2018-190002 |
| 出願日 |
2018/10/5 |
| 出願人 |
国立大学法人山形大学 |
| 公開番号 |
特開2020-058244 |
| 公開日 |
2020/4/16 |
| 登録番号 |
特許第7333928号 |
| 特許権者 |
国立大学法人山形大学 |
| 発明の名称 |
電気化学式非標識核酸検出の測定方法 |
| 技術分野 |
食品・バイオ、情報・通信 |
| 機能 |
検査・検出 |
| 適用製品 |
電気的化学的に核酸を検出する方法 |
| 目的 |
核酸同士の静電反発を抑えて二本鎖核酸を形成させつつ核酸が検出可能なデバイ長を確保できる方法を提供することで、電気化学式において核酸特異的標識試薬を用いることなく汎用的な電位差測定で核酸を検出可能にする。 |
| 効果 |
生体由来の有機多価カチオン分子を用いることで1mM程度の低濃度の陽電荷イオンであっても多点相互作用により核酸のリン酸アニオンと作用し核酸のリン酸アニオンの静電反発を抑制し、かつ、溶液中のイオン強度を低下させてデバイ長を分子サイズと同程度にまで確保したことと合わせて捕捉核酸を電極から約1nMの距離で直接固定したことで、ターゲット核酸の結合を標識試薬を用いずに核酸本来の負電荷イオンに基づく電極上の電荷密度変化として汎用的な電位差計で経時的に測定できるようになった。 |
技術概要
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標識物質を用いない核酸検出法であって、
核酸のリン酸アニオンの静電反発を抑えるため、検出対象となる核酸よりも大きさの小さい有機多価カチオン分子を使用して、前記核酸と塩基配列既知の核酸とで二本鎖核酸を形成し、
前記塩基配列既知の核酸をセンサ表面に末端で固定するとともに、電位差計を用いる核酸検出の測定方法。 |
| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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