スルホニルアニリン骨格を有する化合物若しくはその塩、又はそれらを有する有機蛍光材料

開放特許情報番号
L2025001186
開放特許情報登録日
2025/10/27
最新更新日
2025/10/27

基本情報

出願番号 特願2020-021477
出願日 2020/2/12
出願人 国立大学法人山形大学
公開番号 特開2021-127305
公開日 2021/9/2
登録番号 特許第7479667号
特許権者 国立大学法人山形大学
発明の名称 スルホニルアニリン骨格を有する化合物若しくはその塩、又はそれらを有する有機蛍光材料
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 スルホニルアニリン骨格を有する有機蛍光材料
目的 スルホニルアニリン系色素をさらに改良するとともに、これらに生体分子結合基を導入することにより、蛍光標識薬に好適な材料を開発する。
効果 本発明のスルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩は、最も小さな汎用性色素のBODIPY(登録商標)と同等の分子サイズを持ち、また、大きなストークスシフト、高い安定性、高い量子効率、及び水溶性を持つ。また、前記スルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩からなる有機蛍光材料は、従来の蛍光試薬とは大きく異なり、濃度消光を示すことがなく、pHや極性といった周囲の環境に依存しない安定な発光特性を示す。
技術概要
下記一般式(1)若しくは(2)で表されるスルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩。
【化1】
(一般式(1)及び(2)中、R↑1及びR↑2は、それぞれ独立に、アルキル基、フルオロアルキル基、フェニル基、ハロゲン原子で置換されたフェニル基、アミノ基で置換されたフェニル基、アルコキシ基で置換されたフェニル基、ナフチル基、チエニル基、ハロゲン原子で置換されたチエニル基、チアゾリル基、ハロゲン原子で置換されたチアゾリル基、ピリジル基、又は、ハロゲン原子で置換されたピリジル基であり、S1は下記一般式(10)で表される置換基(一般式(10)中、Rは鎖中に一以上の酸素原子を含んでもよい、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基である。)である。)
【化2】
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立大学法人山形大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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