| 出願番号 |
特願2020-037066 |
| 出願日 |
2020/3/4 |
| 出願人 |
国立大学法人山形大学 |
| 公開番号 |
特開2021-138828 |
| 公開日 |
2021/9/16 |
| 登録番号 |
特許第7426074号 |
| 特許権者 |
国立大学法人山形大学 |
| 発明の名称 |
ビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造を有するポリマーおよびフッ化物イオン検出用剤 |
| 技術分野 |
有機材料、情報・通信 |
| 機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
| 適用製品 |
ビスマスを含むπ共役ポリマーおよびこのポリマーを含有するフッ化物イオン検出用剤 |
| 目的 |
ビスマスを含有するπ共役系ポリマーにおけるビルディングブロックとして、ビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造に着目し、該ビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造を主鎖中に導入したポリマーを合成することで、共役長を拡張するとともに、新しい電子構造や、発光特性などの特異な光物性を持つπ電子系ポリマーを開発する。 |
| 効果 |
ビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造を有するポリマーは、それ自体は蛍光性ではないが、1,4−ジオキサンのような極性溶媒に溶解させて、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド(TBAF)を添加すると、蛍光性を発現する。TBAFは極性溶媒中ではフッ化物イオンを遊離することから、ビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造を有するポリマーは、フッ化物イオンに対するターンオン型の蛍光応答を示すといえる。 |
技術概要
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下記一般式(1)で表されるビスマス−ジチオカルボキシレート錯体構造を有するポリマー。
【化1】
(一般式(1)中、Ar↑1は、置換基を有していてもよいアリール基または置換基を有していてもよいヘテロアリール基を表し、Ar↑2は1または互いに連結した2以上のアリーレン基またはヘテロアリーレン基を表し、Rは鎖中に1以上の酸素原子を含んでもよい、炭素原子数1〜200の直鎖状または分岐状のアルキル基またはアルコキシ基を表し、mは0〜30の整数を表し、nは1〜1000の整数を表す。) |
| イメージ図 |
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| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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