電気化学計測装置

開放特許情報番号
L2025001165
開放特許情報登録日
2025/10/23
最新更新日
2025/10/23

基本情報

出願番号 特願2022-001875
出願日 2017/2/21
出願人 国立大学法人山形大学
公開番号 特開2022-037249
公開日 2022/3/8
登録番号 特許第7231963号
特許権者 国立大学法人山形大学
発明の名称 電気化学計測装置
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 電気化学計測装置
目的 電子デバイスに差動増幅器を用いる代わりに、任意の閾値電圧をもつ単一入力型インバータを用い、小型化・低コスト化およびフレキシブル化に適した簡便な回路構成を備えた電気化学計測装置を提供する。
効果 インバータの特質を生かしたダイナミックレンジの広い検出能力を持った電気化学計測装置を提供することができる。
フロントエンド回路として電流計測機能または電位計測機能のいずれを採用するにしても、より簡便な回路で構成可能なインバータを用いることで、より小型化に適した電気化学計測装置を低コストで実現することができる。
技術概要
参照極、対極、作用極が備えられ、参照極、対極、作用極との間に試料電解液が充填される電気化学セルと、
インバータの出力端子が対極に接続されると共に、インバータの入力端子が参照極に接続されることで負帰還回路を構成し、入力端子に生成されるインバータの閾値電圧を電気化学セルの参照極に供給する参照極電位制御回路と、
インバータとは異なる少なくとも他の1つのインバータを用い、電気化学セルの作用極で受ける電流値を、インバータの出力端子に電圧値としてもたらすフロントエンド回路とが備えられ、
参照極電位制御回路に用いられるインバータと、フロントエンド回路に用いられるインバータは、それぞれの閾値電圧が等しくなされると共に、フロントエンド回路に用いられるインバータは、負帰還回路を形成することでインバータの入力端子がインバータの閾値電圧に設定され、
フロントエンド回路のインバータは、出力端子と入力端子との間に負帰還抵抗R1を備えることで、負帰還回路を形成し、作用極をインバータの入力端子に接続することで、作用極に生ずる電流値を、インバータの出力端子に電圧値として変換する電流計測機能を備えていることを特徴とする電気化学計測装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立大学法人山形大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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