インクジェットインクの顔料分散液及びその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2025001078
- 開放特許情報登録日
- 2025/10/7
- 最新更新日
- 2025/10/7
基本情報
| 出願番号 | 特願2022-175759 |
|---|---|
| 出願日 | 2022/11/1 |
| 出願人 | 国立大学法人山形大学 |
| 公開番号 | |
| 公開日 | 2024/5/15 |
| 発明の名称 | インクジェットインクの顔料分散液及びその製造方法 |
| 技術分野 | 化学・薬品、機械・加工 |
| 機能 | 材料・素材の製造、その他 |
| 適用製品 | インクジェットインクの顔料分散液及びその製造方法 |
| 目的 | インクの製造には、顔料に適した溶媒系の決定、媒体に応じたバインダーの選択、顔料に応じた顔料分散剤の選択、これらを踏まえての最終インク配合の決定と、顔料・媒体に応じてカスタマイズされた配合をその都度試行錯誤により決定するプロセスが必要であった。 |
| 効果 | 本発明によれば、顔料分散性の良好なインクジェット用有機顔料含有水系インク組成物を得ることができる。また、顔料分散剤は媒体に応じて選択されるバインダーに悪影響を与えないため、顔料、顔料分散剤、水溶性溶剤、水からなる顔料分散安定な分散体を得てしまえば、水系インクに必要なその他の成分(バインダー、保湿剤、浸透剤、界面活性剤、水等)を添加しても、良好な顔料分散性とインクジェット吐出性が得られるインク組成物を提供することができる。 |
| 技術概要 |
(1)平均の1次粒子径が50〜200nmの有機顔料を提供する工程;
(2)該有機顔料を分散させることができる、沸点が100℃以上の水溶性有機溶媒と水との混合液であって、該水溶性有機溶媒と水の質量比が25/75〜50/50である混合液を選択する工程であって、該混合液はハンセンの溶解度パラメータに基づくハンセン溶解球法によって決定される、工程; (3)非反応性かつ該有機顔料と吸着性のある、非イオン性の有機基を有する、モノマー1を提供する工程; (4)非反応性かつ該水溶性有機溶媒と水との混合液と親和性のある、非イオン性の有機基を有する、モノマー2を提供する工程; (5)モノマー1及びモノマー2をブロック共重合して、数平均分子量10,000〜30,000かつ分散度1.0〜1.5のブロック共重合体を得る工程;及び (6)該有機顔料と、モノマー1及びモノマー2から得られたブロック共重合体と、該水溶性有機溶媒と水との混合液を混合する工程を含む、 顔料分散液の製造方法。 |
| 実施実績 | 【無】 |
| 許諾実績 | 【無】 |
| 特許権譲渡 | 【否】 |
| 特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
| 登録者名称 | 国立大学法人山形大学 |
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その他の情報
| 関連特許 |
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