柱状酸化亜鉛粒子およびその製造方法

開放特許情報番号
L2025000777
開放特許情報登録日
2025/7/17
最新更新日
2025/7/17

基本情報

出願番号 特願2011-510395
出願日 2010/4/21
出願人 協和化学工業株式会社
公開番号 WO2010/123142
公開日 2010/10/28
登録番号 特許第5570077号
特許権者 セトラスホールディングス株式会社
発明の名称 柱状酸化亜鉛粒子およびその製造方法
技術分野 化学・薬品、無機材料、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 酸化亜鉛粒子
目的 樹脂に配合して混練する際にも折れ難く、十分な熱伝導性または導電性を付与することができる柱状の酸化亜鉛粒子を提供する。また該柱状酸化亜鉛粒子の製造方法を提供する。また該柱状酸化亜鉛粒子を含有する熱伝導性あるいは導電性に優れた樹脂組成物を提供する。
効果 酸化亜鉛粒子の形状は、従来にない柱状であり、針状のものに比べ樹脂との混練の際に折れ難く、また樹脂中でネットワークを形成し易い。そのため熱伝導性改良剤または導電性改良剤として有用である。樹脂中に高密度に充填することができる。酸化マグネシウムや酸化アルミニウムよりも硬度が低く機械等を研磨するおそれもない。また人体に安全で安価であり広い分野で使用される。
粒子の製造方法によれば、上記酸化亜鉛粒子を製造することができる。樹脂組成物は、熱伝導性または導電性に優れる。
技術概要
下記式(1)
【化1】
(式(1)中、M↑(n+)は3価または4価の金属を示し、xおよびaは各々0.002<x<0.05、0≦a<0.5を満たす。nは金属の価数である。)
で表され、四角柱状または六角柱状であり、平均柱長が0.5〜20μm、平均柱幅が0.25〜1.5μm、平均アスペクト比が1〜10、および平均柱状度が0.5〜1である(ここで平均柱状度は、SEMで1,000倍以上に拡大した視野内の10個以上の粒子について夫々一方端部幅(径)D↓1と他方端部幅(径)D↓2を測定して計算した柱状度(D↓2/D↓1)の平均値である。)ことを特徴とする酸化亜鉛粒子。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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