リチウムイオン二次電池用負極活物質とその製造方法、および電極構造体、ならびに二次電池
- 開放特許情報番号
- L2025000658
- 開放特許情報登録日
- 2025/6/2
- 最新更新日
- 2025/6/2
基本情報
出願番号 | 特願2021-550544 |
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出願日 | 2020/9/13 |
出願人 | 川上 総一郎 |
公開番号 | |
公開日 | 2021/4/15 |
登録番号 | |
特許権者 | 川上 総一郎 |
発明の名称 | リチウムイオン二次電池用負極活物質とその製造方法、および電極構造体、ならびに二次電池 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 | 負極用電極材料、その製造方法、電極構造体、リチウムイオン二次電池 |
目的 | (1) 個々のシリコン粒子の膨張の抑制
(2) シリコン粒子表面の酸化シリコン層の低減 (3) 電解液の分解の抑制ならびにSEI層の膜厚増加の抑制 |
効果 | シリコン粒子の負極活物質を使用したリチウムイオン二次電池では、充放電効率を低下させる酸化シリコンの含有量が少なく、蓄電できる電気量が大きく、充放電サイクルを繰り返しても、高抵抗のSEI層を形成しにくく、高い容量を維持することができる。
また、電極構造体を負極に用いたリチウムイオン二次電池では、充電時のシリコンへのリチウムの挿入最大量が制限されているので、挿入反応による膨張に伴うストレスが緩和され、充放電を繰り返しても高い性能を維持することができる。 |
技術概要![]() |
無機材料のリチウムイオン伝導体中に、非晶質もしくはナノ結晶のシリコンが含有されるシリコン元素と遷移金属元素とのシリコン合金が分散した粒子であって、該粒子中のシリコン元素が20〜60質量%であり、
前記リチウムイオン伝導体がLixMyAz (x>0、y≧0、z>0)と表記できる化合物であり、 前記元素Mは、元素の周期律表の第13族元素のAl元素と、第14族元素のSi元素とGe元素から選択される1種類以上の元素であり、 前記元素Aは、第15族元素のN元素とP元素、第16族元素O元素とS元素から選択される1種以上の元素である、 ことを特徴とする電気化学的にリチウムイオンの吸蔵放出が可能な二次電池(リチウムイオン二次電池)の負極用活物質。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | リチウムイオン電池の負極にシリコン合金と無機固体電解質を複合化した負極材料を用いることで、充電時に電解液の分解反応等で生成されるSEI層の形成を抑制でき、充放電の繰り返しでの性能低下を抑えることが可能になる。 |
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登録者情報
登録者名称 | 川上 総一郎 |
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その他の情報
関連特許 |
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