階層伝送方式の送信装置及び受信装置

開放特許情報番号
L2025000577
開放特許情報登録日
2025/5/23
最新更新日
2025/5/23

基本情報

出願番号 特願2021-073584
出願日 2021/4/23
出願人 日本放送協会
公開番号 特開2022-167647
公開日 2022/11/4
登録番号 特許第7652614号
特許権者 日本放送協会
発明の名称 階層伝送方式の送信装置及び受信装置
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 送信装置及び受信装置
目的 2系統の変調信号を階層伝送する際の信号減衰に対する耐性を高めた送信装置及び受信装置を提供する。
効果 衛星放送における従来の時分割階層伝送方式と比較して、電力分割階層伝送(LDM)方式とする点と、その階層間のシンボルレートに違いを持たせることを可能とする点を実現する構成としたことにより、上階層(強階層)と下階層(弱階層)のデータ伝送の強さの差(所要C/Nの差)をより大きくすることが可能であり、降雨等により20dB以上の減衰が生じる場合でも強階層の伝送データの情報を得ることが可能とすることにより動作を安定化させ、受信側でより耐性の高い態様で強階層及び弱階層の双方の伝送データの情報を得ることが可能となる。
技術概要
2系統の伝送路符号化方式の変調信号をそれぞれ上階層及び下階層として定め、2系統の変調信号を異なるレベルで電力的に加算してシングルキャリアで伝送する電力階層伝送方式の送信装置で、
基準クロックを発生させる基準クロック生成部、及び基準クロックを基準として上階層用及び下階層用にそれぞれ分周したサンプリングクロックを発生させる分周器を有するクロック生成部と、
上階層用のデータを入力し、上階層用のサンプリングクロックを基に、上階層用複素ベースバンド信号を生成し、基準クロックでサンプリングする上階層の変調信号として形成する上階層用伝送路符号化部と、
下階層用のデータを入力し、下階層用のサンプリングクロックを基に、下階層用複素ベースバンド信号を生成し、基準クロックでサンプリングする下階層の変調信号として形成する下階層用伝送路符号化部と、
上階層と下階層の変調信号のいずれか一方又は双方のレベル調整を行ってから、上階層と下階層の変調信号とを電力加算することで合成した複素ベースバンド信号を生成する電力加算部と、
合成した複素ベースバンド信号を直交変調して、送信するための変調波信号を生成する直交変調部と、
を備える送信装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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