ディジタルホログラム信号処理装置およびディジタルホログラム撮像再生装置

開放特許情報番号
L2025000574
開放特許情報登録日
2025/5/21
最新更新日
2025/5/21

基本情報

出願番号 特願2021-065331
出願日 2021/4/7
出願人 日本放送協会
公開番号 特開2022-160861
公開日 2022/10/20
登録番号 特許第7579196号
特許権者 日本放送協会
発明の名称 ディジタルホログラム信号処理装置およびディジタルホログラム撮像再生装置
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 ディジタルホログラム信号処理装置およびディジタルホログラム撮像再生装置
目的 被写体の奥行位置や奥行順序等の奥行感覚を正しく得ることができ、通常のカメラで撮像した映像と合成することが可能であり、さらに、ディジタルホログラフィにおける像のぼやけ量を、容易に調整可能なディジタルホログラム信号処理装置およびディジタルホログラム撮像再生装置を提供する。
効果 ぼやけ量を任意に制御することができる。
ディジタルホログラフィの技術により撮像したデータからであっても、通常のカメラのようなぼやけの状態を示す2次元画像を再構成することができる。さらに、通常のカメラで撮像した映像と合成することも可能となる。
通常のカメラや従来のディジタルホログラフィではなし得なかった、被写体の奥行位置に応じて異なるぼやけ量の付与や、ぼやけ量の自在な制御が可能であり、任意焦点画像に撮像の味であるぼやけを付け加えることで、演出効果も出すことができる。
技術概要
被写体の3次元情報を光の干渉を利用して撮像するディジタルホログラム撮像再生装置の信号処理を行うディジタルホログラム信号処理装置において、
ディジタルホログラムの再構成像から、被写体の所望の数の合焦像と、合焦像の奥行位置の情報を取得する合焦像/奥行位置情報取得手段と、
被写界深度の領域内の、所望の奥行位置に設定される領域内合焦像を指定し得るように、奥行位置に応じ、被写界深度、レンズの焦点距離、レンズの開口径、レンズから像面までの距離を設定し、得た所定数の領域内合焦像を互いに加算して基準画像を取得する基準画像取得手段と、
被写界深度の領域外の、所望の奥行位置に配される領域外合焦像を指定し得るように、奥行位置に応じ、レンズの焦点距離、レンズの開口径、レンズから像面までの距離を設定し、得た領域外合焦像各々の強度分布と、インコヒーレント結像系の点像分布関数の強度分布との畳み込み積分を演算しデフォーカス画像群を得るデフォーカス画像群取得手段と、
基準画像と、デフォーカス画像群と、を互いに加算して、インコヒーレント応答画像を得る基準画像/デフォーカス画像群加算手段と、
を備えたディジタルホログラム信号処理装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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