出願番号 |
特願2021-032384 |
出願日 |
2021/3/2 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2022-133612 |
公開日 |
2022/9/14 |
登録番号 |
特許第7606365号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
送信装置及び受信装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
送信装置及び受信装置 |
目的 |
2種類の周波数帯域を含む複数の放送伝送路(実施形態の例では12GHz帯と21GHz帯の衛星放送伝送路)の両方の帯域を利用することで伝送容量拡大を可能としつつ、IPをベースとした通信伝送路に対して親和性の高いものとし、複数の放送伝送路を利用してTLV(Type Length Value)パケット形式で所定のデータを分割してバルク伝送するために、リオーダリング等の信号順序の入れ替えの発生に対しても受信側で適切に信号順序を元の並びに戻すことを可能とする送信装置及び受信装置を提供する。 |
効果 |
放送伝送路の周波数がひっ迫する環境においても、2種類の周波数帯域を含む複数の放送伝送路を利用する信号伝送とすることで、データ伝送に係る全体の伝送容量を高めるとともに、IPとの親和性の高い伝送システムを実現することが可能となる。特に、送信装置及び受信装置間のデータ伝送同期を容易、且つ安定化して、利用する放送伝送路及び通信伝送路に対する接続容易性(接続タイミングの同期容易性)を向上させることができ、リオーダリング等の信号順序の入れ替えの発生に対しても、受信装置は適切に信号順序を元の並びに戻すことが可能となる。 |
技術概要
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複数の放送伝送路を利用してTLV(Type Length Value)パケット形式で所定のデータをバルク伝送する送信装置であって、
信号源装置からバルク伝送の対象となる所定のデータを入力し、TLVパケット形式の信号に変換するTLV信号生成手段と、
放送伝送路における各送信機、並びに当該通信伝送路への接続を制御する分割フレーム生成手段と、を備え、
分割フレーム生成手段は、第1周波数帯域の放送伝送路、第2周波数帯域の放送伝送路、及び通信伝送路に割り当てる分割フレームを構成する各伝送路用の基本分割スロットの先頭に、分割フレームの信号順序を一意に明示するための識別情報を付与する手段と、第1周波数帯域の放送伝送路と第2周波数帯域の放送伝送路の両方に対しTLVパケット形式の信号を過不足なく入力するために、共通する誤り訂正符号としてLDPC符号を用い、LDPC符号の符号化率に応じて各基本分割スロットに収容可能なTLVパケット数、基本分割スロットの分割数及びNULL長を調節する手段と、を有することを特徴とする送信装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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