質量分析方法、および、それを用いた発生ガスの温度変化または時間変化に補正を行う分析方法

開放特許情報番号
L2025000405
開放特許情報登録日
2025/4/22
最新更新日
2025/4/22

基本情報

出願番号 特願2021-043074
出願日 2021/3/17
出願人 株式会社東レリサーチセンター
公開番号 特開2022-142846
公開日 2022/10/3
登録番号 特許第7638121号
特許権者 株式会社東レリサーチセンター
発明の名称 質量分析方法、および、それを用いた発生ガスの温度変化または時間変化に補正を行う分析方法
技術分野 有機材料、無機材料、食品・バイオ
機能 検査・検出、加熱・冷却、その他
適用製品 多孔質材料(特にゼオライト)、無機物、有機物、医薬品、生体分子、触媒、高分子材料(例えば、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂)
目的 本発明におけるデータ補正法(デコンボリューション)を加熱発生ガス質量分析(以下TPD-MS)曲線に適用することで、試料からの実際の発生ガス挙動を取得すること。
効果 従来のTPD-MS測定で試料から発生したガスが質量分析計で検出される際に起こる信号のブロード化を取り除き、実際の発生ガス挙動を把握することが可能となる。
技術概要
TPD-MS分析における、時間の関数としての強度曲線または温度の関数としての強度曲線に、フーリエ変換して得られる関数の商を得た後、逆フーリエ変換することで求める関数を導出するデコンボリューションによる解析を行う質量分析方法、および上記質量分析方法を用い、試料の加熱時に発生するガスの温度変化または時間変化に補正を行う分析方法。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 要相談

アピール情報

アピール内容 本発明におけるフーリエ変換/逆フーリエ変換によるデコンボリューションを用いることにより、従来のTPD-MS測定で試料から発生したガスが質量分析計で検出される際に起こる信号のブロード化を取り除くことができる。具体的には実測のTPD-MS曲線に対して、本発明におけるデコンボリューションによる解析によりピーク形状が先鋭化し、さらに実際の注入時間とデコンボリューション後のピーク位置が近くなることで、試料からの実際の発生ガス挙動を取得することが可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 G01N 27/62
Copyright © 2025 INPIT