ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の再利用方法、及び、ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)のリサイクルシステム
- 開放特許情報番号
- L2025000153
- 開放特許情報登録日
- 2025/3/11
- 最新更新日
- 2025/3/11
基本情報
出願番号 | 特願2021-185955 |
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出願日 | 2021/11/15 |
出願人 | 株式会社 セテック |
公開番号 | |
公開日 | 2023/5/25 |
登録番号 | |
特許権者 | 瀬戸 弘 |
発明の名称 | ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の再利用方法、及び、ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)のリサイクルシステム |
技術分野 | 無機材料 |
機能 | 加熱・冷却、環境・リサイクル対策 |
適用製品 | ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)水酸化カルシウムを製造するのに好適なライムケーキの再利用方法、及び、ライムケーキのリサイクルシステム |
目的 | ライムケーキをリサイクルする際に、焼成炉から燃焼排ガスに流出する酸化カルシウムが、燃焼排ガスの温度低下に伴って排ガス中の二酸化炭素との再炭酸化を生じ、排ガス系路に固着トラブルが生じる現象を防止する、方法およびリサイクルシステムを提供する。 |
効果 | リサイクル利用においては水酸化カルシウム水溶液として利用するケースことが多いことに鑑み、粉体状の酸化カルシウム(CaO)の製品化工程を経由せず、ライムケーキ焼成後に水酸化カルシウム(Ca(OH)↓2)を直接製造し、リサイクル利用する技術開発をしたことよりリサイクルコストの低減が可能となった。 |
技術概要![]() |
高含水ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の含水率を20%以下とする乾燥工程と、
乾燥工程を経たライムケーキ(CaCO↓3)を焼成炉によって焼成して、酸化カルシウム(CaO)と、二酸化炭素(CO↓2)とに熱分解する焼成工程と、 焼成工程にて熱分解された酸化カルシウム(CaO)、並びに、二酸化炭素(CO↓2)を含んだ焼成排ガスを消化塔へ導入し、該焼成排ガスに対し、水供給部に接続された該消化塔内の水スプレー噴射部から、水(H↓2O)を散布することにより水酸化カルシウム(Ca(OH)↓2)を生成する消化反応工程と、 生成された水酸化カルシウム(Ca(OH)↓2)を、水(H↓2O)とともに懸濁液として前記消化塔から回収する懸濁液回収工程と、 回収された前記懸濁液を、前記消化塔上部の水スプレー噴射部に送液して循環させることにより、前記焼成排ガス中の酸化カルシウム(CaO)の消化反応効率を向上させて、懸濁液中の水酸化カルシウム(Ca(OH)↓2)の濃度を高める循環工程と、を具備して焼成プロセスと消化プロセスを統合したことを特徴とするライムケーキの再利用方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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