ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の焼成システム

開放特許情報番号
L2025000152
開放特許情報登録日
2025/3/11
最新更新日
2025/3/11

基本情報

出願番号 特願2018-207050
出願日 2018/11/2
出願人 株式会社 セテック
公開番号 特開2020-070222
公開日 2020/5/7
登録番号 特許第6607584号
特許権者 瀬戸 弘
発明の名称 ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の焼成システム
技術分野 無機材料、機械・加工
機能 加熱・冷却、環境・リサイクル対策
適用製品 ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の焼成システム
目的 酸化カルシウムの再炭酸化を確実に防止するとともに、熱効率を向上させるライムケーキ焼成システムの提供。
効果 ライムケーキを乾燥・焼成して、高活性な酸化カルシウム(CaO)を得、さらに水和反応により水酸化カルシウムにリサイクルすることは石灰石資源の節約、また廃棄物の低減による環境負荷軽減に寄与し得るものとなる。
技術概要
高含水ライムケーキを乾燥させるライムケーキ乾燥機、ライムケーキ乾燥機から供給される高含水ライムケーキ(高含水粉状炭酸カルシウムCaCO↓3)を焼成して酸化カルシウム(CaO)、二酸化炭素(CO↓2)に熱分解する焼成炉を具備するライムケーキ焼成システムで、
焼成炉より排出される焼成排ガスに含有されている酸化カルシウム(CaO)と二酸化炭素(CO↓2)による再炭酸化を防止するため、焼成炉の排ガス排出部にて、焼成排ガスに空気を混合して急速冷却し、混合ガスの温度を550°C以下とするとともに、混合ガスにおける二酸化炭素(CO↓2)の分圧を0.012MPa以下として、酸化カルシウム(CaO)の再炭酸化反応を抑制し、
焼成炉における排ガス排出部の後段に熱交換器を設け、熱交換器の高温側に導入される混合ガスで、熱交換器の低温側から供給される空気を加熱して焼成炉用の燃焼空気とし、燃焼空気を焼成炉に導入するとともに、熱交換器の後段に粉状酸化カルシウム(CaO)の集塵機を設置して、混合ガスから酸化カルシウム(CaO)を分離捕集し、分離捕集後の混合ガスをライムケーキ乾燥機に導入し、混合ガスとライムケーキとの直接接触により乾燥熱伝達効率の向上を図るライムケーキ焼成システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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