粉体状炭酸カルシウムの焼成方法

開放特許情報番号
L2025000151
開放特許情報登録日
2025/3/11
最新更新日
2025/3/11

基本情報

出願番号 特願2010-033741
出願日 2010/2/18
出願人 株式会社 セテック
公開番号 特開2011-168445
公開日 2011/9/1
登録番号 特許第4825994号
特許権者 瀬戸 弘
発明の名称 粉体状炭酸カルシウムの焼成方法
技術分野 無機材料、機械・加工、化学・薬品
機能 加熱・冷却、環境・リサイクル対策
適用製品 粉体状炭酸カルシウムの焼成方法
目的 粉体状(特に粒径0.1mm以下)の炭酸カルシウムを、高い焼成率で効率的に焼成することができる焼成方法を提供する。
効果 粒径0.1mm以下の微粒子のCaCO↓3の焼成が可能となり、高活性なCaOを製造することにより、高性能な乾式排煙浄化剤をロ−コストに製造することが可能となる。また,製糖の糖液精製過程で生ずる微粒子のCaCO↓3を多量に含む廃棄物ライムケ−キを焼成することが可能となり、ライムケーキをリサイクルすることにより、国内資源である石灰石の温存,廃棄物の低減による環境負荷の軽減,または排煙浄化剤としての有効利用が可能になる。
技術概要
内筒と外筒を備え該外筒に熱流体を流すことにより該内筒の内部を加熱し内筒の内容物を軸方向に移動しうる機能を有する,間接外熱型キルンを焼成用キルンに用いて燃焼ガス発生炉よりの燃焼ガスを当該キルンの加熱側熱流体として当該キルン内筒を加熱して粉体状の炭酸カルシウムを焼成し酸化カルシウムを製造する方法において、供給原料がライムケーキでは原料含有の有機物を焼却するための空気を併給して有機物を燃焼し、必要に応じて焼成キルンの前段に原料含有水分乾燥用として間接外熱型の乾燥用キルンを設置し、その乾燥用キルンより流出する水蒸気を分離放出後,乾燥原料を焼成キルンに供給し、焼成用キルンより流出する酸化カルシウムと随伴ガスに対して焼成用キルン流出直後、または熱回収系で冷空気か水を供給して600℃以下に急速冷却すると同時に二酸化炭素分圧を低減し、また水酸化カルシウムとして再炭酸化防止する手段を有する粉体状炭酸カルシウムの焼成方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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