出願番号 |
特願2023-031088 |
出願日 |
2023/3/1 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2023-177229 |
公開日 |
2023/12/13 |
発明の名称 |
体外における哺乳動物胚を選別する方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
その他 |
適用製品 |
着床する可能性が高い哺乳動物胚を体外において選別する方法や、ROS検出用蛍光指示薬及び/又はGSH検出用蛍光指示薬を含む、かかる選別方法に用いるキット |
目的 |
着床能力の高い哺乳動物胚を、比較的簡便に選別する方法を提供する。 |
効果 |
着床する可能性が高い哺乳動物胚を、比較的簡便に選別することができる。このため、不妊治療を目的とした医療分野や、優良家畜(例えば、霜降り形質を示すウシ)の生産、家畜改良等を目的とした畜産分野などの生殖補助技術(例えば、体外受精、顕微授精)を必要とする分野に資するものである。 |
技術概要
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以下の工程(a)〜(c)を含む、着床能力の高い哺乳動物胚を体外において選別する方法。
(a)活性酸素種検出用蛍光指示薬又はグルタチオン検出用蛍光指示薬と、取得された被検対象の哺乳動物胚とをインビトロで接触させる工程;
(b)被検対象の哺乳動物胚における、活性酸素種検出用蛍光指示薬由来の蛍光量を指標として、被検対象の哺乳動物胚における活性酸素種濃度を測定するか、あるいは、被検対象の哺乳動物胚における、グルタチオン検出用蛍光指示薬由来の蛍光量を指標として、被検対象の哺乳動物胚におけるグルタチオン濃度を測定する工程;
(c)工程(b)において測定した活性酸素種濃度が、比較対照の哺乳動物胚における活性酸素種濃度よりも高い場合、被検対象の哺乳動物胚を、比較対照の哺乳動物胚よりも着床能力の高い哺乳動物胚として選択するか、あるいは、工程(b)において測定したグルタチオン濃度が、比較対照の哺乳動物胚におけるグルタチオン濃度よりも低い場合、被検対象の哺乳動物胚を、比較対照の哺乳動物胚よりも着床能力の高い哺乳動物胚として選択する工程; |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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