貴金属濃縮方法及び貴金属濃縮装置

開放特許情報番号
L2024001889
開放特許情報登録日
2024/10/22
最新更新日
2024/10/22

基本情報

出願番号 特願2018-031086
出願日 2018/2/23
出願人 学校法人法政大学
公開番号 特開2019-143231
公開日 2019/8/29
登録番号 特許第7046352号
特許権者 学校法人法政大学
発明の名称 貴金属濃縮方法及び貴金属濃縮装置
技術分野 金属材料、機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 使用済み電気・電子機器などに含まれる金などの貴金属を濃縮して回収する貴金属濃縮方法
目的 環境負荷を小さくして貴金属を濃縮することができる貴金属濃縮方法及び貴金属濃縮装置を提供する。
効果 貴金属を含有する混合物に、王水や塩素ガスなどの有害な物質を加えることなく、当該貴金属を濃縮することができる。よって、環境負荷を小さくして、鉱石などの一次資源や使用済み電気・電子機器などの二次資源(いわゆる都市鉱石)から金などの貴金属を濃縮することができる。特に、使用済み電気・電子機器をリサイクルする際に、使用済み電気・電子機器に含まれる貴金属を容易に濃縮することができる。
技術概要
金、銀及び銅からなる群から選択された1種又は複数種の貴金属を第1金属含有率で含有する第1固体貴金属の混合物中の前記第1固体貴金属を気化して気体貴金属とする工程と、
前記気体貴金属を固体化して第2固体貴金属として該第2固体貴金属を前記第1金属含有率よりも高い第2金属含有率で捕集する工程と、
を有し、
前記混合物は、ガリウム、インジウム、ゲルマニウム、テルル、及びセシウムからなる群から選択された金属を第3金属含有率で含有する第1固体金属化合物を含み、
前記第1固体貴金属を気化して前記気体貴金属とする工程は、前記混合物中の前記第1固体金属化合物を還元して気体金属化合物とする工程と共に行われ、
前記第2固体貴金属を前記第2金属含有率で捕集する工程は、前記気体金属化合物を酸化して第2固体金属化合物として該第2固体金属化合物を前記第3金属含有率より高い第4金属含有率で捕集する工程と共に行われる、貴金属濃縮方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 法政大学

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT