適用製品
金属膜に複数の非対称開口を周期的に配設し、表面プラズモンが励起される光波帯あるいは、疑似的表面プラズモンが生じるテラヘルツ帯、ギガヘルツ帯の電磁波を対象とする位相差板
目的
製作が容易で、かつ極めて薄い膜厚で、電磁波の垂直入射で動作する透過率の高い位相差板を提供する。
効果
光波帯、テラヘルツ帯、ギガヘルツ帯における特定の波長帯で動作し、製作が容易で、かつ超薄金属膜からなり、電磁波の垂直入射で動作する透過率の高い位相差板の提供が可能となる。
技術概要
金属膜に平面視で直角二等辺三角形である複数の開口が周期的に配設されてなり、各開口は入射電磁波直線偏光面に対して一定の傾斜角度をなす長辺部を有する非点対称形状であり、前記開口において周期的な結合に基づく二種類の直交する表面プラズモンモード又は疑似表面プラズモンモードが励起され、90度位相の異なる直交する界成分を利用して、直線偏光を円偏光に変換し、かつ、入射電磁波の波長帯により右旋円偏波及び左旋円偏波が得られることを特徴とする位相差板。