炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2024001814
- 開放特許情報登録日
- 2024/10/4
- 最新更新日
- 2024/10/4
基本情報
出願番号 | 特願2023-028046 |
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出願日 | 2023/2/27 |
出願人 | 学校法人金沢工業大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2024/9/6 |
発明の名称 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造方法 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 充分な機械的強度を有し、且つ生産効率を向上できるラージトウを用いた炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造方法 |
目的 | 充分な機械的強度を有し、且つ生産効率を向上できるラージトウを用いた炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造方法を提供する。 |
効果 | 加熱蒸発法が有する塩化カルシウムが残存するという問題を解消でき、且つ生産性を向上できる。また、メタノールと塩化カルシウムは安価で安全性が高いので炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造コストを抑えて安全に製造できる。
また、予め炭素繊維基材中にポリアミド樹脂を含浸させているので、ホットプレス成形時にポリアミド樹脂を炭素繊維基材の表面から内部まで行き渡らせることができ、充分な機械的特性を持つ炭素繊維強化熱可塑性樹脂を得られる。 |
技術概要 |
メタノールと塩化カルシウムを少なくとも含有する混合溶媒に、熱可塑性樹脂であるポリアミド樹脂を溶質として溶解させて溶液を作成する第1ステップと、
ラージトウから成る炭素繊維基材を前記溶液に浸漬させることで前記炭素繊維基材中に前記ポリアミド樹脂を含浸させる第2ステップと、 前記炭素繊維基材を前記溶液から引き上げて、水洗により前記炭素繊維基材中の前記メタノール及び前記塩化カルシウムを除去する第3ステップと、 前記炭素繊維基材を乾燥させてポリアミド樹脂含有炭素繊維基材を得る第4ステップと、 ポリアミド樹脂フィルムと前記ポリアミド樹脂含有炭素繊維基材を交互に積層していく第5ステップと、 積層した前記ポリアミド樹脂フィルムと前記ポリアミド含有炭素繊維基材に対してホットプレス成形を施して冷却することにより炭素繊維強化熱可塑性樹脂を得る第6ステップを備えることを特徴とする炭素繊維強化熱可塑性樹脂の製造方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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