微動観測システム
- 開放特許情報番号
- L2024001746
- 開放特許情報登録日
- 2024/8/28
- 最新更新日
- 2024/8/28
基本情報
出願番号 | 特願2020-206205 |
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出願日 | 2020/12/11 |
出願人 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2022/6/23 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
発明の名称 | 微動観測システム |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 制御・ソフトウェア |
適用製品 | 常時微動と呼ばれる地面の微小な揺れを用いて、地盤のS波速度の深さ依存性などの解析を行う、微動観測システム |
目的 | 極小微動観測の熟練者ではない利用者が、短時間の簡単な準備および測定により、確実に、測定地点の位相速度の周波数依存性、S波速度の深さ依存性などの解析結果を受け取り、測定地点の揺れやすさの程度を知ることができる微動観測システムを提供する。
各測定地点の解析結果をデータベース化し、マップ表示することにより、詳細な地盤モデルを作成することができる微動観測システムを提供する。 |
効果 | 現場での測定終了直後に微動計の測定データが解析に用いることのできる品質であるかどうかがわかり、速度構造解析が可能なデータが得られるまで再測定を行うことができる。
一局面に従う微動観測システムでは、より精度の高い位置情報取得機能をデータ転送装置に備え、測定データにデータ転送装置で取得した位置情報のデータを追加することで、微動観測装置の情報の精度を向上させている。 |
技術概要 |
ネットワークで接続された、微動観測装置と微動データベースとクラウド型解析システムとを含む微動観測システムであって、
前記微動観測装置は、データ転送装置と複数の微動計とを備え、 前記データ転送装置は、前記微動計の測定データの一次品質管理を行なうとともに、前記微動観測装置の位置情報を取得して前記位置情報のデータを前記微動計の前記測定データに追加して、前記微動データベースへ前記測定データを転送し、 前記微動データベースは、前記測定データを測定地域ごとに登録し、 前記クラウド型解析システムは、前記微動データベースに登録された前記測定データの二次品質管理と、前記測定データおよび外部データである地盤情報を用いた解析とを行い、 前記一次品質管理は、前記微動計の前記測定データと前記微動計自体の雑音データとの比であるSN比が所定の値以上であるかどうかにより判断され、 前記SN比の前記所定の値との比較は、複数の周波数範囲毎に前記測定データと前記雑音データとの比を計算し、前記所定の値と比較して行われる、微動観測システム。 |
実施実績 | 【有】 |
許諾実績 | 【有】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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