不焼成型低炭素セメント及びその硬化体

開放特許情報番号
L2024001744
開放特許情報登録日
2024/8/23
最新更新日
2024/8/23

基本情報

出願番号 特願2022-115055
出願日 2022/7/19
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2024-013109
公開日 2024/1/31
発明の名称 不焼成型低炭素セメント及びその硬化体
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 建設分野において使用されるセメントと、その硬化体
目的 従来のコンクリート生産・施工システムを大きく変えることなく、しかも焼成工程が不要で、出発原料として強アルカリ性の溶液を使用せずに硬化後にアルカリ性を示す不焼成型低炭素セメント及びその硬化体を提供する。
効果 不焼成型低炭素セメント(以下、単に「低炭素セメント」という。)は炭酸塩反応及び縮重合反応によって、pHが8.0以上、かつ圧縮強度が5MPa以上の硬化体を生成することができる。低環境負荷型又はCO↓2吸収型の硬化体を製造することができる。水の代わりに従来のジオポリマーの固化時に用いる場合よりも低いアルカリ性のアルカリ水溶液を添加して硬化体を作製する場合は、作業の安全性があり、添加したアルカリ物質が硬化反応に消費されても、硬化後にアルカリ性を示す低炭素セメント及びその硬化体を提供することができる。
技術概要
炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムから選択される少なくとも1種の炭酸水素塩の粉体である第1成分と、
活性フィラーを含む粉体混合物である第2成分と、
未炭酸化カルシウムを含む粉体である第3成分と、
を含む不焼成型低炭素セメントであって、
水と混合したときに、又は、モル濃度が4mol/L以下のアルカリ金属の水酸化物水溶液、アルカリ金属の炭酸塩水溶液及びアルカリ金属のケイ酸塩水溶液から選択される少なくとも1種のアルカリ水溶液と混合したときに、pHが8.0以上、かつ圧縮強度が5MPa以上の硬化体を生成する、不焼成型低炭素セメント。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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