クルクミンホウ素錯体及びこれを含有する医薬

開放特許情報番号
L2024001694
開放特許情報登録日
2024/8/14
最新更新日
2024/8/14

基本情報

出願番号 特願2018-507334
出願日 2017/3/21
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2017/164172
公開日 2017/9/28
登録番号 特許第6846052号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 クルクミンホウ素錯体及びこれを含有する医薬
技術分野 有機材料、食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 種々の病原性アミロイドが関与する疾患を予防又は治療するための医薬
目的 生体内に適用可能で、アミロイドに選択的であって、Aβペプチドだけでなく他のアミロイドにも適用可能なアミロイド酸素化触媒として有用な化合物及びこれを用いたアミロイド関連疾患予防治療薬を提供する。
効果 クルクミンホウ素錯体(1)は、長波長側の光照射によりAβペプチド等の病原性アミロイドを酸素化する触媒活性が高く、生体内でアミロイドを酸素化することによりアミロイドの凝集を抑制し、また凝集したアミロイドに対する酸素化活性が高く、アミロイド以外のペプチドに対しては酸素化活性を有さず、かつ水に対する安定性や光照射条件下での安定性が高いことから、病原性アミロイドが関与する疾患の予防治療薬として有用である。
技術概要
次の一般式(1)
【化1】
(式中、X↑1及びX↑2は、同一又は異なって、ハロゲノアルキル基又はハロゲン原子を示し;
X↑3は、臭素原子、ヨウ素原子又はセレン原子を示し;
R↑1及びR↑2は、同一又は異なって、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
R↑3及びR↑4は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基又は置換基を有していてもよいアルキル基を示すか、R↑1とR↑3、又はR↑2とR↑4が一緒になって、置換基を有していてもよいアルキレン基又はアルケニレン基を形成してもよく;
R↑5及びR↑6は、同一又は異なって、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
R↑7及びR↑8は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基又は置換基を有していてもよいアルキル基を示すか、R↑5とR↑7、又はR↑6とR↑8が一緒になって、置換基を有していてもよいアルキレン基又はアルケニレン基を形成してもよく;
m及びnは、1〜3の整数を示す)
で表されるクルクミンホウ素錯体又はその塩。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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