アルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法

開放特許情報番号
L2024001573
開放特許情報登録日
2024/7/22
最新更新日
2024/7/22

基本情報

出願番号 特願2022-055123
出願日 2022/3/30
出願人 国立大学法人豊橋技術科学大学
公開番号 特開2023-147557
公開日 2023/10/13
発明の名称 アルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法
技術分野 電気・電子、化学・薬品、無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 工程が煩雑となるミリング処理を用いない液相によるLi元素、P元素、S元素及びX元素(Xはハロゲン)を含むアルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法
目的 スケールアップや合成物の回収が容易で量産性に優れ、かつ、合成の再現性が良く、また、合成の副生成物を生じず、導電性や充放電容量の低下がなく、充放電の繰り返しにおいても突然の短絡や絶縁性反応層形成による加電圧の上昇がなく高いロバスト性を有するアルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法を提供する。
効果 スケールアップや合成物の回収が容易で量産性に優れ、かつ、合成の再現性が良く、また、合成の副生成物を生じず、導電性や充放電容量の低下がなく、充放電の繰り返しにおいても突然の短絡や絶縁性反応層形成による加電圧の上昇がなく高いロバスト性を有するアルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法が提供される。
技術概要
液相によるLi元素、P元素、S元素及びX元素(Xはハロゲン)を含むアルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法であって、
固体電解質製造用原料前駆体液を調製する前駆体液調製工程と、該前駆体液調製工程によって調製された前記固体電解質製造用原料前駆体液を脱溶する脱溶工程と、該脱溶工程によって得られた乾固物を熱処理する工程とを含み、
前記前駆体液調製工程は、
少なくともエーテル結合を含まない非プロトン性極性溶媒を含む溶媒に、Li元素、P元素及びS元素を含み、かつ各元素のモル比を(3+a):1:(4+b)(0≦a≦2,0≦b≦1)とした材料が分散された第一の前駆体用分散液を調製する第一の前駆体用分散液調製工程と、
少なくともチオール系溶媒含む溶媒に少なくともLiXを分散させた第二の前駆体用分散液を調製する第二の前駆体用分散液調製工程と、
前記第一の前駆体用分散液と前記第二の前駆体用分散液とを混合する混合工程と
を含むことを特徴とするアルジロダイト型結晶構造を有する固体電解質の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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