膵がん化学療法における副作用発生リスクの予測を補助する方法

開放特許情報番号
L2024001458
開放特許情報登録日
2024/6/11
最新更新日
2024/6/11

基本情報

出願番号 特願2021-095283
出願日 2021/6/7
出願人 国立大学法人山口大学
公開番号 特開2022-187310
公開日 2022/12/19
発明の名称 膵がん化学療法における副作用発生リスクの予測を補助する方法
技術分野 食品・バイオ
機能 その他
適用製品 膵がんに対して化学療法を行った場合における副作用の発生リスクの予測を補助する方法
目的 膵がんに対する化学療法において、特定の遺伝子をコードする塩基配列の所定の領域における一塩基多型を分析することにより副作用の発生リスクを予測するための簡便かつ効率的な手段を提供する。
効果 膵がんに対するmFOLFIRINOX療法、FOLFIRINOX療法、又はそれらの改変レジメンにおいて、副作用の発生リスクの予測を補助することが可能となる。かかる方法を用いて個々の患者での副作用を予測することで、膵がん患者により奏効率の高い治療の選択機会を提供することや、個々の膵がん患者に適切な抗がん剤による治療、いわゆる個別化医療を行うことが可能となる。
技術概要
 
被検者から採取された生体試料中のゲノムDNA上に存在する、
(a)APCDD1L遺伝子におけるrs1980576で特定される一塩基多型又は当該一塩基多型と連鎖不平衡若しくは遺伝的連鎖にある一塩基多型;
(b)R3HCC1遺伝子におけるrs2272761で特定される一塩基多型又は当該一塩基多型と連鎖不平衡若しくは遺伝的連鎖にある一塩基多型;
(c)EDEM3遺伝子におけるrs9425343で特定される一塩基多型又は当該一塩基多型と連鎖不平衡若しくは遺伝的連鎖にある一塩基多型;
の(a)〜(c)のいずれかの一塩基多型を分析し、当該一塩基多型における遺伝子型を判定し、判定した遺伝子型に基づいて、膵がんに対してmFOLFIRINOX療法、FOLFIRINOX療法、又はそれらの改変レジメンを行った場合における副作用の発生リスクの予測を補助する方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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