短時間強雨に対する減災システム

開放特許情報番号
L2024001343
開放特許情報登録日
2024/5/27
最新更新日
2024/5/27

基本情報

出願番号 特願2021-029562
出願日 2021/2/26
出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号 特開2022-130912
公開日 2022/9/7
発明の名称 短時間強雨に対する減災システム
技術分野 情報・通信
機能 安全・福祉対策、制御・ソフトウェア
適用製品 局地的短時間強雨や大雨による鉄道沿線での浸水・氾濫範囲や大規模崩壊に伴い河川を流下する土砂の到達範囲のハザードをリアルタイムの評価結果として表示する短時間強雨に対する減災システム
目的 強雨発生直前の気象状況を捉えて、数十分から数時間先の雨量を予測し、当該雨量に伴って生じるハザードを予測することで、鉄道の運行や利用客の避難をリアルタイムに支援することができる短時間強雨に対する減災システムを提供する。
効果 気象データのメッシュサイズを大きく設定して計算速度を高めた場合であっても鉄道の盛土や掘割等の詳細な構造物の標高を反映させることができ、計算速度の向上と判定精度の向上の両立を図ることができる。
予測が困難であった局地的短時間降雨等に対する様々なソフト対策が可能になる。さらに、使用者が安全かつ合理的な減災に対する判断が可能となる。
技術概要
局地的短時間強雨や大雨による線路沿線での浸水・氾濫範囲や規模及び大規模崩壊に伴って河川を流下する土砂の到達範囲のハザードをリアルタイムで評価及び表示することで鉄道車両及び鉄道利用者を保護する短時間強雨に対する減災システムであって、
外部から取得する雨量予測値及び観測雨量値を含む気象データの有無を所定の時間の間隔で確認するとともに、前記雨量予測値及び観測雨量値を取得する雨量予測値取得手段と、
前記気象データを所定のフォーマット及びメッシュサイズに変換する雨量前処理手段と、
前記雨量前処理手段で変換された前記気象データを入力値として所定区域の浸水・氾濫解析を行う浸水・氾濫解析手段と、
前記浸水・氾濫解析手段において浸水・氾濫が発生するとの解析結果がでたのち、前記浸水・氾濫解析手段で算出された浸水深予測値と所定の閾値とを比較してハザード発生の有無を判定して当該判定結果を列車停止位置等表示システムに送付する浸水・氾濫解析出力データ変換手段と、を備え、
前記浸水・氾濫解析出力データ変換手段は、鉄道の施工基面高を考慮して鉄道の浸水・氾濫の有無を評価することを特徴とする短時間強雨に対する減災システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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