地盤振動の到来方向の推定方法

開放特許情報番号
L2024001324
開放特許情報登録日
2024/5/27
最新更新日
2024/5/27

基本情報

出願番号 特願2021-069934
出願日 2021/4/16
出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号 特開2022-164439
公開日 2022/10/27
発明の名称 地盤振動の到来方向の推定方法
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 地盤に複数のセンサを配置したアレイ測定の結果に基づいて行われる地盤振動の到来方向の推定方法
目的 2次元アレイを前提としたアレイ測定を行う際に生じる測定用地による制約が少ないうえに、空間平均法などを併用した各種の高分解能アレイ解析を適用することが可能な地盤振動の到来方向の推定方法を提供する。
効果 主アレイとそれに交差する副アレイとによって構成される2次元アレイであれば、測定用地による制約を少なくすることができる。また、直線状に配置された主アレイと副アレイによるそれぞれの測定結果であれば、空間平均法などを併用した各種の高分解能アレイ解析を適用することもできる。そして、求められた詳細解候補は、2次元アレイの解析から求められる概算解候補と比較することで、推定精度の確認を行うことができる。
技術概要
振動源と想定される検証領域と評価位置との間に、直線状に所定の間隔で複数のセンサを配置することによって構成される主アレイを設けるステップと、
主アレイに交差するように、直線状に所定の間隔で複数のセンサを配置することによって構成される副アレイを設けるステップと、
副アレイの測定結果のみに基づいて解析を行うことで、前記副アレイに到達した波動のうち副アレイの延伸方向成分の見かけの伝播速度を周波数ごとに求めるステップと、
主アレイの測定結果のみに基づいて解析を行うことで、主アレイに到達した波動のうち主アレイの延伸方向成分の見かけの伝播速度を周波数ごとに求めるステップと、
主アレイ及び副アレイから求められた見かけの伝播速度と平面位置との関係に基づいて波動伝播速度と到来方向の詳細解候補を求めるステップと、
主アレイと副アレイとを一体の2次元アレイとして解析を行うことで、周波数ごとの波動伝播速度と到来方向の概算解候補を求めるステップと、
詳細解候補と概算解候補とを比較することで推定精度の確認を行うステップとを備えたことを特徴とする地盤振動の到来方向の推定方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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