3D造形用レーザ光吸収率測定装置および方法

開放特許情報番号
L2024001271
開放特許情報登録日
2024/5/23
最新更新日
2024/5/23

基本情報

出願番号 特願2021-191120
出願日 2021/11/25
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2023-077723
公開日 2023/6/6
発明の名称 3D造形用レーザ光吸収率測定装置および方法
技術分野 情報・通信、機械・加工
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 粉末床溶融結合法等に用いて好適な3D造形用レーザ光吸収率測定装置および方法
目的 実際に使用されている材料および環境下でのレーザ光の吸収率を明らかにするため、積層造形が可能な装置を用い、当該装置で使用されているレーザ光に対する粉末等の材料による吸収率の温度依存性を測定できる3D造形用レーザ光吸収率測定装置および方法を提供する。
効果 3D造形用レーザ光吸収率測定装置は、各種粉末を使用する積層造形において、その積層造形装置の使用環境下で、実際に使用する粉末等のレーザ光の吸収率の温度依存性を測定することができる。
技術概要
既存の積層造形装置内に、窪みを付けた金属プレートを設置すると共に、前記窪みに測定対象となる試料を堆積させて、
前記試料の照射面に対してレーザ光を走査して照射するレーザ装置と、
前記レーザ光が照射される前記照射面の照射スポット部の実温度を、前記窪みを付けた金属プレートの裏面に取り付けられた熱電対によって測定する熱電対温度計と、
を用いて、試料のレーザ光吸収率を測定する方法であって、
前記熱電対温度計によって、前記レーザ光の照射前、照射中、及び照射後における前記照射スポット部の前記実温度を測定する試料温度測定工程と、
前記レーザ装置の照射条件及び前記レーザ光の前記照射スポット部への照射により前記熱電対温度計で測定する昇温温度、並びに前記熱電対温度計で測定した昇温温度による熱損失の理論的な関係を用いて、前記試料又は前記金属プレートの少なくとも一方の実レーザ光吸収率を算出する実吸収率算出工程と、
を備えるレーザ光吸収率測定方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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