出願番号 |
特願2016-575604 |
出願日 |
2016/8/31 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
WO2017/038862 |
公開日 |
2017/3/9 |
登録番号 |
特許第6241905号 |
特許権者 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
船尾ダクトを有した船尾形状及び船舶 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
船尾ダクトを有した船尾形状及び船舶 |
目的 |
V型船尾形状を有した船体のプロペラ前方にダクトを有した船体形状(船尾形状)により、船体形状とプロペラとの干渉の効果で最大の輸送効率を得る。 |
効果 |
船尾ダクトを有した船尾形状によれば、ダクト本体を半円筒状とし、半円の内半径をプロペラの半径の40%以上80%以下の範囲に設定することで、従来の円環ダクトと比べて、プロペラ軸下方の剥離を低減し、船長方向の推力を得やすくなる。また、縦渦が形成されないV型船尾形状において、ダクト本体を上部中央に平行部を有した形状とし、平行部の幅をプロペラの直径との関係を考慮して適切に設定することにより、ダクトによる省エネ効果が小さかったV型船尾形状であっても大幅な輸送効率の改善を図ることができる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2024/001/L2024001252/sL202400125201.jpg) |
船体の船尾部に設けられたプロペラと、前記プロペラの前方に取り付けられた船尾ダクトとを備え、前記船体がV型船尾形状を有し、前記船尾ダクトのダクト本体が半円筒状を成し、前記船体の後方から前方視した場合に前記ダクト本体の後縁が前記プロペラの軸心を略中心とする半円を左右両側にずらした上部の中央に平行部を有した形状であり、かつ前記半円の内半径を前記プロペラの半径の40%以上80%以下の範囲に設定し、前記平行部の左右水平方向の幅を前記プロペラの直径の5%以上25%以下に設定したことを特徴とする船尾ダクトを有した船尾形状。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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