出願番号 |
特願2017-169900 |
出願日 |
2017/9/5 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2019-045362 |
公開日 |
2019/3/22 |
登録番号 |
特許第7029156号 |
特許権者 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
鉱石スラリー輸送用配管系の摩耗評価方法、摩耗評価装置、及び鉱石の摩耗度測定装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
海底熱水鉱床等で採掘された鉱石を海水等の流体と混合した鉱石スラリーとして輸送するスラリー輸送用配管系について、構成する配管類やスラリーポンプ等の各構成要素の相対的な摩耗を簡便に評価する摩耗評価方法、摩耗評価装置、及び鉱石の摩耗度測定装置 |
目的 |
スラリー輸送用配管系を構成する配管類やスラリーポンプ等の構成要素毎の相対的な摩耗を簡便かつ定量的に評価できる鉱石スラリー輸送用配管系の摩耗評価方法及び摩耗評価装置と、それに用いる鉱石の摩耗度測定装置を提供する。 |
効果 |
鉱石スラリー輸送用配管系の稼働中においても重点的に摩耗状況を監視すべき構成要素の順位付けができ、また、構成要素の点検及び交換時期の決定を行う際の定量的な判断基準が得られるため、鉱石スラリー輸送用配管系全体の信頼性、稼働性及び安全性が向上する。また、高速度カメラにより透明撮影配管の中を移動する鉱石を撮影することで、鉱石の移動速度を簡便に取得することができる。また、透明撮影配管の内面に接触することなく浮遊して移動する行程のみから計測することで、鉱石の移動速度をより正確に取得することができる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2024/001/L2024001209/sL202400120901.jpg) |
鉱石スラリー輸送用配管系の構成要素の内部の摩耗を評価する方法であって、前記鉱石スラリー輸送用配管系の複数箇所に鉱石スラリーに含まれる鉱石の移動速度を計測する移動速度測定手段を設け、前記移動速度測定手段により計測される前記鉱石の前記移動速度の前記複数箇所における差に基づいて、前記複数箇所の間に位置する前記構成要素の前記摩耗を評価するに当たり、前記鉱石スラリー輸送用配管系の配管の前記複数箇所を透明撮影配管として構成し、前記移動速度測定手段として設けた高速度カメラにより前記透明撮影配管の中を移動する前記鉱石を撮影し、前記高速度カメラにより、前記鉱石が、前記透明撮影配管の内面に接触することなく浮遊して移動する行程のみから計測した前記移動速度を用いることを特徴とする鉱石スラリー輸送用配管系の摩耗評価方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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